Work that only looks good
数ヶ月前に出会った見た目だけのO/Hをされたオルタネータとそっくりのヤツがまた来た。
スリップリングは交換してある。ブラシの当たりが付いただけの状態。テールのベアリングも交換してある。でもよく見るとスリップリングへの配線はインシュロックで固定して有る。
ヘッド側のベアリングは錆というかフレッティングコロージョンか、赤い粉まみれで全然抜けない。
993のファン部分は凝った構造になっているらしいけど、それにしてもシャフトの偏摩耗が酷い。
ロータの外形を削った様な外観に、適当に塗ったつや消し黒の塗装。前回と全く同じ工場で作業したんじゃ無かろうか?。
巻線根元は被覆が剥げ気味だけど、そんなの関係無しに荒っぽく黒が塗ってある。黒が剥げた所からはオリジナルの煉瓦色が見える。
苦労してベアリングが外れた。このベアリングはガタガタなので、たぶん取れなかったから交換されて無いと思う。
後ろに見えるビス類も前回とそっくり。酸洗かブラストか知らんけど、生地状態で最初から緩める方向に+溝が痛んで居る。
筐体もブラスト為てあるみたいで見た目は綺麗。そして前回と同じBOSCHのプレミアムのシール。流石にプレミアムだ(笑)。
このタイプの見た目だけは綺麗なオルタネータ、申し訳ありませんがうちでは作業出来ません。性能が出ない可能性が有るし将来的に何が起こるか解らないので。
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