They may look similar, but the failure points are different.
930系のヒーターブロワモータの修理が2台入って来ていた。それぞれ違う依頼者だけど纏めて作業したら効率的と思って開始。
軸のガタが少なくて症状の軽そうな方を開けて見ると中が黒焦げ。
ブラシホルダが燃えて崩壊してしまって居る。これは再制作するしか無いけど、自分のモータも同じ症状で再制作して居るので心配は無い。
途中だけど、GFRPの板を使ってこんな感じで新しいブラシホルダを再制作する。
ロータも黒焦げ。一応は軸との絶縁も出来て居るし断線も無い。ワニスを真空含浸したら生き返るかも?と思ってコンミュテータを真円切削し始めたらボロッと崩壊。。。
メグロのヤツは持って居るけどこれは手持ちが無い。中国かe-bayから買うしか無い。技術立国の日本には売ってないから。
昔はクソッタレが!と思って居たけど今は何とも思わない。確かに技術面でも衰退国だ。
もう一個の方。こちらは軸受がガタガタだったので、ロータと界磁磁石が接触してロータの電磁鋼板がずれてしまって居る。
絶縁は確保されているので丁寧に治してワニスを含浸させたら行き帰りそう。エナメル線の色も良くて焼けてないし。
電磁鋼板の修正もコンミュテータの真円切削も上手く行った。あとは軸受の交換とブラシの製作と交換をすれば完成だ。
結局症状の重そうな方が先に完成する事に成るな。
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