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2023年4月22日 (土)

solder cracks

04221_20230422185801 前回のエンジン始動せずとは別のDME。こっちは不調の時もあったけど基本的には動いて居たヤツ。
 確認しながらリフレッシュ作業の依頼。



04222_20230422185801  受け入れ時の抵抗負荷をぶら下げた状態での点火と燃料噴射のコレクタ電圧波形。
 特に悪い所は無いし88年辺りのROMっぽい変化をする。



04223_20230422185801  燃料噴射の電流波形。全く問題無い感じ。






04224_20230422185801  点火の電流波形。メインの波形はOKだけど電流がゼロになった後のギザギザは何だろう?。




04225_20230422185801  前回と違ってこれは水没とかの形跡は無しで良かった。





04226_20230422185801  点火系のメイントランジスタの接続分に半田クラックを発見。ここまでハッキリクラックが見えて居ると、温度とか振動の環境に依っては体感出来る不具合があったかも。
 4枚目画像のギザギザとの関係はうーん。


04227_20230422185801  基本的なリフレッシュ作業と再半田関連をやった後の点火系電流波形。ゼロになった後のギザギザが消えた。良かった。
 クラックのせいだったのか、他のリフレッシュ作業が効いたのかは解らない。1個1個作業しながら測定まではして無いので。。。トラブルシューティングの神様ごめんなさい。
04228  こっちは完調時の燃料噴射系波形で、上の黄色がコレクタ電圧波形。下の緑がコレクタ電流波形。
 興味深いのは最後の所で、ピタッと止めるためにここだけはフライホイールダイオードが切ってある。そのために点火コイルみたいに逆起電力がピーンと立ち上がる。
 こんな感じの動作になるので、ここのトランジスタには単純な電流値だけじゃ無くて、耐圧というか点火系みたいなアバランシェ耐量の余裕も必要だったりする。

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