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2023年4月

2023年4月29日 (土)

library

04291_20230429201801 借りていた本の期限が来たので図書館に返しに行って来た。交換に?新しい本を借りてきたけどまだ読んでないので返したの感想でも。

 前回の「三つ編み」と同じ作者「レティシア コロンバニ」氏の本が蔵書に有ったので読んでみた。「彼女たちの部屋」と言う題名からも想像出来るように女性問題の本とでも言うか、前回と同様に私は読者として想定されて無い様な本。
 一言で言うと読まなくても良かったかも、と言う感じ。話題になったTVドラマの続編を無理矢理作った様な感じを受けて、「三つ編み」ほど興味を持って読むことが出来なかった。
 前回は「距離を隔てて三つの物語が絡み合う」訳だけど、今回は「時空を隔てて二つの物語が絡み合う」内容で基本構成も似ていて新鮮さが無かった。

 他の3冊はインドがらみで借りてみた本。「異教の・・・」はコラムを纏めた様な内容で読みやすいし実際の取材内容が面白い。
 「ヒンドゥー・・・」は少し学術的というか現地調査の報告書的というか、読み物としては読み進めるのが少し難しい感じを受けた。
 「インド神話」は子供向けの本だけど、頭の中が子供の(笑)私に取って読みやすい。そして適当な章から適当に読み進めても行ける内容なのも気楽に読めて良かった。

 本の内容とは関係無いが「ヒンドゥー・・・」に中に猿の神様のハヌマーンの別名がマルティで有るとあった。そしてインドの自動車メーカ「マルティ・スズキ」のマルティの事であると。
 これに関しては日本語のウィキには「「マルチ」とは、インドの風の神「マールティ मारुति」であり・・・」と記述が有り、これだけ読むと???となるが、リンク先は風の神「ヴァーユ」のページへ飛ぶ。
 総合的に考えると、ウィキの間違いの様な気がする。ウィキの本文だけ見ていると間違った情報を得てしまう、まあどんな物にもメリットとデメリットがある。

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2023年4月28日 (金)

Solid-state DME Relays

04281_20230429201801 DMEリレーの注文が溜まったままになって居たので急いで組立てて試験した。少しずつバージョンアップして居るけど、基本的な機能は最初から一緒。
 通常ならキーオンしても燃料ポンプは動かなくて、クランクが回転してそのパルスを検出したDME本体が指令を出してDMEリレーがカチッと動作して初めて燃料ポンプが起動する。
 それだと燃圧の上昇が遅いのでキーオンしたら直ぐに燃料ポンプが起動するように変更して居る。でもそのままだと事故とかでキーオンなのにエンジンが止まったりした時に燃料ポンプが回りっぱなしになって危険。
 それを避ける為にキーオン後の10秒くらいだけ強制的なポンプ起動回路を生かし、その後はDME本来の制御に戻すと言う仕組み。
04282_20230429201801  半完成品が無くなったのでプチ量産もしておいた。このバージョンは見える面には電力用のFETが並んでいて、裏面に制御用の素子が並ぶ。
 ピンの部品取りにして居る元ネタのリレーの値段が上がってしまったので、次くらいから少しだけ値上げの予定です。
 済みません、ごめんなさい。

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2023年4月27日 (木)

Making a bearing holder

04271_20230427191401 964か993のオルタネータ。異音がするという事で来た。
 旋盤に付けて回して見たけど明確な異音は確認出来なかった。と言う事で注意しながら分解。


04272_20230427191401  テールのベアリングホルダが崩壊して居た。何回も書いて居るウレタン系のホルダ。
 適度な弾力性もあって新品の時は良いのだと思うけど、あまり乗らない車だとこの写真の様にスリップリングが大して減って無いのに崩壊してしまう。

04273_20230427191401  これが相手側。964系は冷却ファンが付くために軸が出て居る。その軸がアルミのハウジングと擦っていた。
 異音はこれかな?。これなら解決だ。



04274_20230427191401  いつもの様にPOMの削り出しでベアリングホルダを作った。ベアリングは在庫して居るので後は大きな問題は無し。




04275  大して減って無いけど折角分解したので真円切削しておく。





04276  数日前のヤツよりは随分マシだけど、これも長いシャフトが偏摩耗して居る。
 ここの構造をあまり真面目に見た事が無いけど、確か増速する為にファンがフローティングに成っていた筈。そのフローティングの部分がシャフトを攻撃して居る様な感じ。
 ここのメンテも大事みたいだ。

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2023年4月26日 (水)

Regulator for Rabbit Scooter

04261_20230427190201 ラビットのレギュレータ。一体に成っているセル用のリレーが動かないと言う話で来たけど、何度やっても動作する。
 引き出しのリード線が修理の為に半田付けされて居り、その付け根が弱っていたのでこの部分はやり替える事に成った。

04262_20230427190201  真鍮板でそれっぽい部品を作った。導線を半田付けして隣の部材は被覆のビニール部を保持すると言う、純正っぽい構造。
 こんな事をしても不安定には成らないので、98%の確率で車体側に原因があると思う。


04263_20230427190201  電圧がずれて居たので再調整した。カットイン電圧が少し高めで、ボルテージ側はメチャ高めだった。
 ただこの時代のバイクは発電機が弱いので、設定電圧が高くても直ぐにバッテリがグツグツ煮えたぎったりは成りにくい。

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2023年4月25日 (火)

SUZUKI VAN VAN 90

04251_20230427184901 バンバン90のフロントフォークらしい。バンバン90とか私が高校生の時のバイクだ。友達がバンバン125で私がハスラー90で通学して居たのを思い出す。
 バンバンシリーズの中では90が一番バルーンタイヤ的な見た目でバンバンらしいと私は思う。
04252_20230427184901  玉を1個1個並べるタイプからテーパーローラに変えたいらしい。インナーの当たり面が小さいからスペーサを作ってくれと。
 そんな構造で良いのか?と思うけど、バンバン90とか70km/hくらいしか出らんと思うから言われる通りにスペーサを作った。

04253_20230427184901  こっちはDT200だったか?のレギュレートレクチファイヤ。「掘って解析して再生したら高いですよ」と言ったけど、部品が出ないからどうしても作ってくれとの依頼。
 配線図は有るけど交直が混じった構成みたい。さらにコイル回りの詳細がわかる配線図じゃ無かったので内部構成を特定する事が出来なかった。
04254_20230427184901  私の想像では3種類くらい構成を考えられる。その中の1種類で作ってみたから合っている確率は1/3。逆に言えば2/3の確率で再製作となる。
 バイクは車種毎と言っても良いくらい構成が違うので、時間はかかるしピタッと決まらない事も多くて基本的にやりたく無い世界だったりする。

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2023年4月24日 (月)

Work that only looks good

04241_20230427183101 数ヶ月前に出会った見た目だけのO/Hをされたオルタネータとそっくりのヤツがまた来た。
 スリップリングは交換してある。ブラシの当たりが付いただけの状態。テールのベアリングも交換してある。でもよく見るとスリップリングへの配線はインシュロックで固定して有る。
04242_20230427183101  ヘッド側のベアリングは錆というかフレッティングコロージョンか、赤い粉まみれで全然抜けない。
 993のファン部分は凝った構造になっているらしいけど、それにしてもシャフトの偏摩耗が酷い。

04243_20230427183101  ロータの外形を削った様な外観に、適当に塗ったつや消し黒の塗装。前回と全く同じ工場で作業したんじゃ無かろうか?。




04244_20230427183101  巻線根元は被覆が剥げ気味だけど、そんなの関係無しに荒っぽく黒が塗ってある。黒が剥げた所からはオリジナルの煉瓦色が見える。



04245_20230427183101  苦労してベアリングが外れた。このベアリングはガタガタなので、たぶん取れなかったから交換されて無いと思う。
 後ろに見えるビス類も前回とそっくり。酸洗かブラストか知らんけど、生地状態で最初から緩める方向に+溝が痛んで居る。

04246  筐体もブラスト為てあるみたいで見た目は綺麗。そして前回と同じBOSCHのプレミアムのシール。流石にプレミアムだ(笑)。

 このタイプの見た目だけは綺麗なオルタネータ、申し訳ありませんがうちでは作業出来ません。性能が出ない可能性が有るし将来的に何が起こるか解らないので。

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2023年4月23日 (日)

Making a frying pan for chapattis

04231_20230424090501  面倒臭い草刈の季節がやってきた。4月の初め頃からやって居るけど加速度的に草の伸び方が激しくなってきた。
 ちゃしろランの中はまさお君で刈って、フェンス周辺はナイロンコードで粉砕していく。

04232_20230424090501  裏庭も同じ感じでほぼ処理したけどエッジ部分がまだ残って居る。そしてこのエッジ部分を来週くらいにすると、既に他の部分が伸びている事の繰り返しが秋まで続く(笑)。


04233_20230424090501  何十年も前に親戚の人が職業訓練校で教材として作ったと言う鉄板焼きの板。
 4.5mmくらい有って立派なヤツだけど、中途半端なサイズであまり使わないので改造する事にした。


04234_20230424090501  最大の円形に切ると、ほぼ300mmの円板ができた。





04235  SS400の9.0mm丸棒を曲げて溶接。






04236  今回は割と上手に溶接できた。






04237  コンロに載せたらこんな感じで良さげなサイズ感。





04238  縁が無い方が指で持ってひっくり返す時に楽。取っ手があるから最後に直火に移行するのも楽。
 しばらくはこれで楽しめそうだ。

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2023年4月22日 (土)

solder cracks

04221_20230422185801 前回のエンジン始動せずとは別のDME。こっちは不調の時もあったけど基本的には動いて居たヤツ。
 確認しながらリフレッシュ作業の依頼。



04222_20230422185801  受け入れ時の抵抗負荷をぶら下げた状態での点火と燃料噴射のコレクタ電圧波形。
 特に悪い所は無いし88年辺りのROMっぽい変化をする。



04223_20230422185801  燃料噴射の電流波形。全く問題無い感じ。






04224_20230422185801  点火の電流波形。メインの波形はOKだけど電流がゼロになった後のギザギザは何だろう?。




04225_20230422185801  前回と違ってこれは水没とかの形跡は無しで良かった。





04226_20230422185801  点火系のメイントランジスタの接続分に半田クラックを発見。ここまでハッキリクラックが見えて居ると、温度とか振動の環境に依っては体感出来る不具合があったかも。
 4枚目画像のギザギザとの関係はうーん。


04227_20230422185801  基本的なリフレッシュ作業と再半田関連をやった後の点火系電流波形。ゼロになった後のギザギザが消えた。良かった。
 クラックのせいだったのか、他のリフレッシュ作業が効いたのかは解らない。1個1個作業しながら測定まではして無いので。。。トラブルシューティングの神様ごめんなさい。
04228  こっちは完調時の燃料噴射系波形で、上の黄色がコレクタ電圧波形。下の緑がコレクタ電流波形。
 興味深いのは最後の所で、ピタッと止めるためにここだけはフライホイールダイオードが切ってある。そのために点火コイルみたいに逆起電力がピーンと立ち上がる。
 こんな感じの動作になるので、ここのトランジスタには単純な電流値だけじゃ無くて、耐圧というか点火系みたいなアバランシェ耐量の余裕も必要だったりする。

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2023年4月20日 (木)

A lot of people are dying.

 近所の人が死んだ。私がインドから帰ってきて二人目だ。一人目は割と高齢の人だったけど今回は私よりも3歳くらい年上で数日前にも話した人。救急搬送の数とか超過死亡の異常さに関して時々ニュースが出て来ているけど、これらの件に関して明確に実感出来る。
 自分の意思で好きな事が出来るのはあと10年と思って身辺整理しようと思っていたけど、ちょっと考えを改めて5年にしないと行けないかもしれない。
 今回の人も急死なので本人も周りも準備は出来ていない。私自身も明日死ぬかも?と思って、取りあえず部屋の中のゴミを捨てよう。

04207_20230421091501  コンミュテータが来たので壊れたヤツを交換して見た。
 少しずるい考えを出して巻線はそのままでコンミュテータだけ交換して見たけど、試験して見るとやっぱり電流が過大でなんかおかしい。
 「ずるい」と書いたようにグローラとかインダクタンスとか測定したら少しだけ変だった。でも回れば儲けモンと思って試したけどダメだった。
 やっぱ人生はまともに生きんといかんな。

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2023年4月19日 (水)

Making Chapattis

04201_20230420102101 インドに居る間日本でよく見る「ナン」は見かけずに普通に焼いた「チャパティ」か油で揚げた「プーリ」だった。
 帰ってから調べて見ると、ナンは釜が大ごとなのも有って北インドではチャパティの方が一般的とあった。確かに実感とも合う。
04202_20230420102101  全粒粉を買ってきて水を加えて練る。

 丸く伸ばすのは難しい。




04204_20230420102101  油無しで両面を空焼きして、






04203_20230420102101  最後に直火でプーッと膨らませた。
 これで良いのか?。





04205_20230420102101  カレーは日本のレトルトを2種類。これが今晩の夕食。





04206_20230420102101  ちゃしろと一緒に食べた。ちゃしろは好きでも無く嫌いでも無い感じ。彼はインドで生きていけるかもしれない。

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2023年4月18日 (火)

I fought with Hanuman.

04181_20230419090601  嫁さんが大変な事に成って居ると言うので、見に行ってみると少しだけ大変な事に成って居た。
 インドの結婚の儀式で貰った赤い粉の袋がビリビリに破られている。アイツの仕業に間違い無い。
 この粉は既婚の女性が額の上に付けるヤツで、家に持ち帰って祭壇に置くように言われた。税関で問い詰められるんじゃ無いか?とヒヤヒヤしながら持ち帰ったのにこれだ。
04182_20230419090601 しかもヤツはインドの猿の神様とも戦って居た。日本では犬猿の仲と言われるけどインドではどうなんだろう?
 取りあえず力自慢のハヌマーンもちゃしろ様にはかなわなかった様だ。


04183_20230419090601  散歩の後で聞いて見たけど知らぬ存ぜぬで白状しない。口の周りは証拠隠滅で舐めたに違いない。




04184_20230419090601  少しだけ粉が残って居たので、今度は小さな容器に入れて置いた。これなら壊すことは無いと思う。
 既婚を示す大事な粉がバラバラに成ったと言う事は離婚か!?。不安に成って彼女のインスタを見たけど普通にして居て安心した。
 「Sorry」と送っていたら「It’s okay. Don’t worry. It’s just powder.」と返ってきた。確かに翌日には既にこの粉を付けて無かった。超リベラルな家庭の好き放題娘なのだから、ヒンドゥーの神々よりも強い気がしてきた。

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2023年4月17日 (月)

Thin slip rings

04171_20230419085101 何故かオルタネータが続く。これは形状から911系の何かの車種とまでは解るけど、特定できるほど私は詳しくない。
 スリップリングが一度交換されている感じで、例の薄い銅板タイプのヤツ。嫌な予感と共に段差が無くなるまで切削してみたら厚みが0.3mmくらいしか残らなかった。
04172_20230419085001  仕方無いからこれも丸棒から分厚いのを削り出して製作した。薄板タイプが悪いとは思わないけど、全生産台数の7割が現存しているという911に対して、1回目の分解で使え無くなる様な厚みは如何な物かと思う。脱着とO/Hの基本工賃を考えるとスリップリングの値段なんか微々たるモンだと思うけど。
04173_20230419085001  違う考え方をすれば、今はアフターマケットにこの手の薄いリングしか供給されて無いのかもしれん。
 取りあえずこれも分厚いのにしたから、あと数回のO/Hはスリップリングの交換は不要でブラシだけで行けると思う。

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2023年4月15日 (土)

Alternator for Porsche 944

04151_20230416112301 ポルシェ944用のオルタネータ。交換が必要なスリップリングだけど結局ゼロから作った。
 それっぽいのは見つかっても、内径と外径だけで詳細の寸法が掲載されて無かったり、基本的に納期の問題が有ったり、以前に書いたように劣悪な社外品だと0.5mmも無い様な銅板をL型にプレスしただけだったりする。信用問題というか折角やったのに交換したのは薄い板・・・では機械の神様に申し訳無い。
04152_20230416112301  レギュレータは支給品を付けて試験した。無事に完成したけどこのオルタネータは油まみれで妙に手が汚れる。
 944のオルタの位置は知らんけど、普通に考えたらファンベルトの辺り。漏れたエンジンオイルが付着してもおかしくない。そういう意味では空冷の911はオルタが汚れにくくて良い配置だ(笑)。
04153_20230416112301  930あたりに使って有るクランクセンサ。DME回りの動作が安定しなくて交換されたヤツ。うちに来た段階で配線に導通が無かったけど、中を開けて見て成る程と納得した。
 中央に磁石の棒が有って回りにコイルがある。鉄片が急接近したら起電力が発生する仕組み。
04154  微小な磁力変化でもそれなりの電圧を得たいからだろう、巻いて有る線が凄く細い。0.05mmくらいでマグネトーとか点火コイルの2次側と変わらないレベル。
 そして保護用の金属筒との間はシリコーンみたいな樹脂で埋めて有る。これも金属筒が少し回ったけど、この構造で筒を回すと中で細い線が捻れる。そして容易に切れてしまう事も予想される。
 取付とか取り外しの時に回して抜きたく成る構造だけど、カシメの緩い筒だと回ってしまう可能性が有る。もし自分のを交換する事が有れば、穴を綺麗に掃除してグリースでも塗り、絶対に回さずに装着しようと心に誓った。

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2023年4月14日 (金)

La tresse

04141_20230414213601  数日前に借りてきた本を読んだ。「生きながら・・・」の方は借りた日に書いて居た内容その物だったけど「三つ編み」の方は違って居た。
 インドの児童婚の話を書いてあるページに紹介されて居たけど、インドのダリットの女の子は出てくるけど児童婚の話では無くて「ジェンダー」に関する本とでも言ったら良いのか?。
 半分くらいから何となく想像出来る「上手な終わり方と題名だなあ」という気はするけど、世界各国で人気なのも良くわかる本だと思う。ただ私のような日本人のオッサンは読者として想定されて無い気もする。貸し出しの時に若い女性司書は何を思ったのだろう(笑)。
 この手の「女は・・・」「これだからフェミは!」的なオッサン連中が発狂して最後まで読めないような本としては、何年か前に読んだ「82年生まれ・・・」の方が後味が悪いと言うか心に重かった。これは自分自身が韓国と同じ儒教的な世界に生きているからでは無いかと思う。

04142_20230414215701 911じゃ無くて944だったか?のオルタネータ。初めてやるけど基本的な構造は似ているので違和感は無かった。
 レギュレータも新品支給なので組立後に確認試験だけすれば良いけど、問題はスリップリング。完璧にすり減って居る。

04143_20230414215701  惚れ惚れするくらい見事な摩耗具合だ。オルタネータばかりやって居る電装屋なら互換性のあるスリップリングを引き出しから探し出せると思うけど、うちはポルシェを中心に雑多な電装品をやって居るから在庫は無い。
 軽く探して無い様なら、以前のナローの時みたいに銅系の丸棒から削り出しで作った方が速い感じ。

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2023年4月13日 (木)

Dirt is not allowed in high-resistance circuits.

04131_20230413202001 不動の930用DMEの続き。燃料計のパワー回路が死んで居るのは解ったので放熱器に付いた素子を交換。
 これで行けるかな?と思って居たけど甘くて動かない。調べて行くとリセット回路かCPU本体か解らないけど、途中でリセットがかかって要る様な感じ。
04132_20230413202001  このDMEのリセットはパワーオンリセットに追加で、アイドルスタビライザの基準信号を使ってウォッチドッグタイマ的な回路が組んである。
 アイドルスタビライザのPWM周波数のオンオフの度にリセット回路のコンデンサが充電されてオンが続く感じ。
 その辺りがどうも不安定なのでリセットに使って有るコンパレータを変えたり、それでもイマイチなのでCPUを変えたりした。ICを外した下が汚れて居たのでそのたびに掃除したけど、外したICやCPUは他の基板では普通に動くので汚れが一番支配的だったのかも知れない。
 汚れが影響するような基板とは思って無かったけど、リセット回路には数百kΩとか1MΩの抵抗が使って有って絶対に無関係とは言い切れない抵抗値だと思う。
04133_20230413202001  こんなのエミュレータが無かったら絶対にたどり着けなかった故障だと思う。取りあえず動き出したので良かった。
 これは点火と燃料噴射のコレクタ電圧波形。


04134_20230413202001  これは燃料噴射のコレクタ電圧波形と電流波形。





04135  拡大したらこんな感じに成って、コレクタが導通して電圧がゼロの間に電流がズーンと立ち上がり、規定値まで来たらコレクタがオープンに成って電流がスーッと下がる。
 半分くらいまでの電流値に成ったらコレクタがオンオフを始める。それと同時にフライホイールダイオード回路がオンになるのでギザギザのいかにもPWM電流波形が見える。
 これだけの制御を1個のスペシャルICがやって居て、ごく希にこのICが死んで居る基板がある。これの互換品を作りたいなと数年前から思って居るけど出来て無い。今年こそ!。

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2023年4月12日 (水)

Submerged DME?

04121_20230413191701 インドに行く前から話が有ったポルシェ930用のDME修理。これは全くエンジンがかからないらしい。
 ようやく着手してエミュレータにかけて見たけど確かに燃料系が全く動いて無い。点火系も何か変。と言う事で基板だけの状態に分解して見ると水没品だった。
04122_20230413191701  ヤフオクのノークレーム品らしいから部品が全部揃っているだけでも儲けモン?だけど、上面の見えるところだけ綺麗に掃除してあるのは徳の高い行為とは言えんな。
 水を付けた綿棒で擦ると綺麗に成るので、高い確率で水没だろうと思う。私もヤフオクで買ったのが水没品だったりしたのでそんなに驚きは無い。
04123_20230413191701  まずはお湯に浸して石鹸を浸けた筆で丁寧に洗う。あとは足が錆びた部品とか交換して、汚い半田は再半田して、ようやく普通の修理作業が始まる感じ。



04124_20230413191701  こっちは車種は忘れたけどバイクのレギュレートレクチファイヤ。単相の短絡式みたい。
 新品を買った方が安いですよとメールしていたけど、部品が出ないから時間がかかってもやって欲しいとの依頼。
 そこまで言われたらやらん訳には行かんけど、カチカチの樹脂で固めて有るヤツは分解までが一苦労。タガネとハンマで石工みたいな作業をしないと行けない。そんな意味ではもっと古いメグロとかW1系の作業の方が楽。



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2023年4月11日 (火)

I'm not afraid of injections.

04111_20230411211401 今年も狂犬病予防注射の時期が来た。歩いて行ける公民館が会場なのでお金を持って歩いて行った。
 初めて会うシェパード雑種の「ジョン」君は怖々の感じだけど、ちゃしろは興味津々でグイグイ行っていた。

04112_20230411211401  散歩で会うから仲の良い秋田犬の「まめ」君。デカいくせに1歳くらいなので動きは赤ちゃんでカワイイ。
 写ってないけど奥の軽トラに乗っている柴犬の「そら」君とは何時もガウガウに成る。


04113_20230411211401  シールが8枚に成った。ちゃしろを貰って来て丁度2歳の時が1枚目なので、彼は満9歳に成った計算。
 不満も多いと思うけど(笑)、我が家の生活を楽しんで欲しいと思う。


04114_20230411211401  マスクやら検温やら消毒の面倒臭いのが無くなったので2年振りくらいに図書館に行ったら、図書館カードの期限が切れていて再発行に成った。
 左上の1冊は古本で買った本で、今回借りたのは残りの3冊。いずれも息子がインド人と結婚しなければ読まなかった種類の本。
 「インドで暮らす・・・」はインド人女性と結婚してバラナシでカフェを始めた日本人男性の自叙伝。似ている所も有って文章も読みやすく夕方から一気に読んだ。この人の奥さんの家族に比べたら、うちのインド嫁の家族は超々リベラルだ。
 「カーストから・・・」はそれっぽいコーナーに有ったので借りてみたけど中身までは吟味してないから読むまで良くわからん。たぶん全体的な知識を得る類いの本かな?。
 「生きながら・・・」は名誉殺人に関する本。息子達は日本とインドの両方で同棲までしていた訳で、保守的な時代と家なら殺されていたはず?。本当にリベラルな家庭と時代で良かったね。
 「三つ編み」は児童婚に関する本だけど、これは取材を元にしたフィクションみたいな感じ。息子の奥様は○○歳だから児童婚の問題は無いな(笑)。

 

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2023年4月10日 (月)

They may look similar, but the failure points are different.

04101_20230410190301 930系のヒーターブロワモータの修理が2台入って来ていた。それぞれ違う依頼者だけど纏めて作業したら効率的と思って開始。
 軸のガタが少なくて症状の軽そうな方を開けて見ると中が黒焦げ。


04102_20230410190201  ブラシホルダが燃えて崩壊してしまって居る。これは再制作するしか無いけど、自分のモータも同じ症状で再制作して居るので心配は無い。



04103_20230410190201  途中だけど、GFRPの板を使ってこんな感じで新しいブラシホルダを再制作する。





04104_20230410190201  ロータも黒焦げ。一応は軸との絶縁も出来て居るし断線も無い。ワニスを真空含浸したら生き返るかも?と思ってコンミュテータを真円切削し始めたらボロッと崩壊。。。
 メグロのヤツは持って居るけどこれは手持ちが無い。中国かe-bayから買うしか無い。技術立国の日本には売ってないから。
 昔はクソッタレが!と思って居たけど今は何とも思わない。確かに技術面でも衰退国だ。
04105_20230410190201  もう一個の方。こちらは軸受がガタガタだったので、ロータと界磁磁石が接触してロータの電磁鋼板がずれてしまって居る。
 絶縁は確保されているので丁寧に治してワニスを含浸させたら行き帰りそう。エナメル線の色も良くて焼けてないし。

04106_20230410190201  電磁鋼板の修正もコンミュテータの真円切削も上手く行った。あとは軸受の交換とブラシの製作と交換をすれば完成だ。
 結局症状の重そうな方が先に完成する事に成るな。

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2023年4月 9日 (日)

Vulnerable connections

04091_20230410184201 何用か聞いたけど忘れたリレー。ちょっと特殊な回路図が印刷して有ったけど、中身はもっと変なヤツだった。
 大型のオルタネータに使われて居る位のダイオードが入っている。そしてそれがアルミ板に取り付けられて居て、さらに分厚いアルミのケースにキチキチではめ込んで有る。
04092_20230410184201  Vfを測定したら普通の電力用ダイオードで、ここまで放熱を考慮すると言うことは20Aくらい流れるんだろうか?。
 分解前も特に悪い所は無かったけど、でっかいブスバーの接続分にクラックかも?的な筋が有ったので全部を再半田しておいた。
 もし動作不安定とか有ったら治ったかもしれない。
04093_20230410184201  こっちは普通のO/Hと思って居たら色々有ったオルタネータ。
 殆ど摩耗してないのにブラシの当たった跡がおかしい。そしてスリップリングからのびが配線がぶらぶら。なんかヤナ感じ。


04094_20230410184201  抵抗を測定したら目茶苦茶な値だったので、もしかして変な酸化皮膜かも?と思って一皮剥いても変わらなかった。
 そして配線をグリグリして居たらポロッと取れた。配線が浮いていたので遠心力と振動で半田付け部にクラックが入った様な感じ。

04095_20230410184201  結局スリップリングは抜いて新しい配線を半田付けし直して、1mmほど深く圧入して配線は接着剤で固定した。
 これで行けると思う。



04096_20230410184801  もう一つの困ったヤツはテールのベアリング。分解前にゴリゴリして居たけど、何とハウジングが叩かれて変形して居た。
 ここはレギュレータAssyを外さないと見えない所なので、車両から外す時に落としたりした訳では無く、前回のオルタを分解した時に落とすか叩いたとしか思えない。
 よく見たら小さなクラックが有るようにも見えてヤナ感じがしたけど、ここが割れても重大な事故には成らんので内側から叩いて修正した。
04097_20230410184801  定番のBrgホルダは崩壊して居たのでPOMで削り出した。
 直ぐに終わって次をやろうと思っていたけど、想像以上に面倒臭いヤツだった。まあ治ったから良いけどね。

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2023年4月 8日 (土)

I have done all the work.

04081_20230408204801 昨日に続いてポルシェターボなんかに使われて居る電動のブレーキブースターポンプの話。
 順調に圧力も流量も出て居るので最終的な設定圧の確認まで来た。まだ試験装置として組み上げて無いのでバラックのみすぼらしい有様だけど、機能的には満足できる構成なので許して欲しい。
 そして、この手の仕事はペリカンのフォーラムとかでも珍しい内容なので、格好悪いけど紹介しておこうと思う。

04082_20230408204801  まずは圧力スイッチ裏のピン番号に関してで、簡単に検索しただけでは出て来なかったので少し悩んだ。同じ悩みで時間を浪費する人が居なくなるように、私の情報を共有したいと思う。
 まあこんな情報が欲しいのは日本では数名の変なオッサンと2-3軒のポルシェショップくらいと思う。
04083_20230408204801  これは高圧側。圧力計が古いのでkgf/cm^2表記だけど、500を50MPa位で換算して貰えばほぼ合う。簡単に言うとメチャ高圧で、こんないい加減な配管では危ない気がする。
 マニュアルに依るとポンプ停止が160barから180barの間で、ポンプ再起動が134barから145barの間。
04084_20230408204801  こっちはアラーム系の接点で、同じ圧力値に対してNCとNOの2種類の接点が準備してある。これの活用先までは調べて無いので良くわからん。
 上の動作点が115barから133barの間で、下の動作点が100barから107barの間が基準値。
 ガンジス側に足先だけ浸かったので、最近ではヒンドゥーの神様まで私の味方をしてくれる。その御加護のおかげか全ての圧力値が基準に入って居た。神様 ダンニャワード。

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2023年4月 7日 (金)

Motor revived.

04071_20230408185501 焼損したブレーキブースターポンプのモータ。何とか成らんか?と言う話なので何とかしてみた。
 こうやってノウハウと実績を積み重ねれば仕事にも繋がるし、不動の車が生き返るのは意味がある。

04072_20230408185501  巻線が終わったらワニスを含浸して硬化させる。今までの経験では巻線の偏芯と変わらない位ワニスの偏芯が発生するので、今はぐるぐる回しながら硬化させている。
 写真を撮り忘れたので机の上だけど、実際はヒータとか有るので外のコンクリの上で加熱しながら数時間かけて硬化させる。
04073_20230408185501  動バランス機械がまだ出来て無いので今は静バランスしか取れて居ない。この部分がちょっとかっこ悪い。今回は外周で0.7g程度のアンバランスが有った。静バランスでもそれなりに許容できる位の振動に感じるけど、動バランスを取ったらもっとピシーッと回るかも知れない。
 今年中には動バランス試験機を完成させてドヤ顔をしたいところだ。
04074_20230408185501  含油軸受の再含浸の様子。真空引きすると信じられないくらいの気泡が出る。
 教科書で「多孔質」と習っていても心の底では信じて居ない技術者が多いと思うけど(笑)、これを見ると絶対に信じられる。

04075_20230408185501  こんな感じでモータ単体で組んで試験して、特に問題が無いのでポンプと組み合わせて組み上げた。
 さて、あとはポンプの性能が出て居るかどうか、それと上に付いて居る圧力スイッチが規定値通りにオンオフ出来るかどうかが問題が。
 このポンプはメチャ高いけど、この圧力スイッチだけでもメチャ高いので生きていて欲しい。

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2023年4月 6日 (木)

rewinding

04061_20230406203801 焼損していたブレーキブースタのモータ。時間がかかっても作業する話に成ったのでちょっとだけ着手してみた。
 このタイプは930のブロアモータとかと同じ巻き方なのでそれなりに慣れている。それにレーザーカッタも修理して動き始めたのでファイバを複雑な形状に切るのも凄く楽になった。
04062_20230406203801  反対側から見たらこんな感じで、まさにパキスタントラックの動画と同じ世界に住んでいるイメージ。
 ちょっと前なら日本でもこんな作業が沢山有ったと思うけど、ネットではあまり見かける事は無い。

04063_20230406203801  このタイプは2本の巻線を左右から交互に巻いていく必要が有る。だから最初の段階で必要量の線を別のボビンに小分けしておくのがちょっと面倒。



04064_20230406203801  絶縁ファイバの寸法とか形状にノウハウが要るけど、何回かやって居るのでほぼ1発で今日範囲の絶縁物を切り出す事が出来る様に成って来た。
 最初の頃は全部巻いてから巻線が金属部分に短絡したりしたけど、最近はそういった事故もなくなった。そしてさらに慎重になったので各グループ毎に短絡の確認をしてから巻くようにして居る。
 あとはワニス含浸して硬化させないといけない。回るかな?

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2023年4月 4日 (火)

Burned out motor

04041_20230404204401 ポルシェターボとかの一部に車種にだけ採用されて居たブレーキブースターポンプ。
 エンジン吸気の負圧を利用するのは多いけど、電動のポンプで高圧を作るのは珍しいと思う。
 インド前にここまで分解して、モータ単体で回らない事、軸が手動でもギチギチで回らない事まで確認していた。
04042_20230404204401  でもコイツの分解はメチャ面倒で、忘れかけていた記憶では専用の治具を作って分解した記憶が有った。
 で、今日になってその治具を探し出して、一緒に写真を撮っていたら過去の記憶が蘇って来た。

04043  モータの中を開けたら以前よりも酷かった。ブレーキフルードが浸入して腐食した訳じゃ無くて、何らかの理由で軸が固着して、その結果の過電流で内部が焼損している。



04044  ブラシとかコンミュテータはギリギリ使える感じだけど、ロータの巻線がほぼ燃え尽きている。
 あとで試験したら軸と短絡して居たので巻替えるしか無い。でもやるかどうかは依頼者次第。

04045  固着の原因はブシュと軸が固着してしまい、球面ブシュの外側とホルダ間でギリギリ回って居た感じ。モータのトルクでは回らなくて、軸端にモンキーを掛けたら回る程度の固着。
 苦労してこの部分の固着は外した。ブシュは油を再含浸しても良いけど新品もあるので交換の方が速い。問題は巻線だ。
 以前やったブロアモータと同じ巻き方なので出来なくは無い。でも結構な作業に成るし新品が出るなら新品を買った方が良いような気がしている。

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2023年4月 3日 (月)

The season for grass cutting.

04031_20230404102501 面倒臭い事が少し終わったので、家の周りの草刈を始めた。これも面倒臭いけど部落の会計とかに比べたら何倍も気楽で体にも良い。
 手始めに我が家のライフラインである太陽光発電と太陽熱温水器回りの草刈。


04032_20230404102501  まさお君を持ち出してちゃしろランの中を刈って、その勢いで下の休耕田も全部刈ってしまった。
 やり始めると直ぐだけど、やり始めるまでがなかなか億劫。


04033_20230404102501  気温が高くなってきたので、ちゃしろも地面にベッタリと寝ている事が多くなって来た。もうじき彼にとって厳しい季節がやってくる。

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2023年4月 2日 (日)

I have finished my work.

 今日の昼間に部落の総会と三役の引き継ぎが有り、2年間続いた会計の仕事がようやく終わった。只の会計処理だけなら良いけど、弁当の手配とか色々雑用があって年間報酬の25,000円では絶対にやりたく無い仕事だった。やっと終わったよ!

 もう一つはインドのビデオの中で結婚式関係を全部アップし終えた。慣れない作業なので少しずつやって居たけど、インド嫁から「結婚式の日の動画を楽しみにしています♪ 」とかコメント書かれて少しだけ頑張った。
 この手の儀式には地域性が有るだろうし、今回は新郎側の出席者が私一人という特殊な状況。白馬に乗って登場のオプションも止めたらしいしこれがビハール州の標準では無いと思う。
 DJが日本の曲を教えてくれと言う。西野カナとか知らんし英語の方が良いかな?と思って竹内まりやの本気でオンリーユーを教えた。ビデオを編集していく中で著作権の問題が気に成り、なるべく短い尺で切るようにして見たらOKの様だ。
 代わりにインドのよく知らん曲の警告が出たけど、「The Content ID claim on your video doesn't affect your channel. This is not a copyright strike.」と有るので「検出されたけどこのままでOK」の意味と捉えている。

 取りあえず一息ついた。あとはインドの電子ガシェット関係と自動車関連のビデオを上げたいけど、これも面倒だから時間がかかりそう。
 あと、同年代が沢山死に始めたので身の回りの整理もしないといけない。これは常に嫁さんからも言われて居る事だから解っては居るけど、直ぐにガラクタだらけにしてしまう。
 それと英語か。最低限のコミュニケーションツールとして必要性を痛感した。クレジットカードと同じくらいの重要度だと思う。スマホは・・・日本ではたぶん使わんな。

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2023年4月 1日 (土)

Are you from India?

04011_20230401203101 坂の下で聞き慣れないエンジン音が止まった。なんか胸騒ぎがして(笑)見に行くとバイクが2台止まっていた。
 前のバイクはインドで見たような格好をして居る。近寄ってみると、


04012_20230401203101  ロイヤルエンフィールドと書いて有る。確かにインドで時々みたバイクだ。そしてこのバイクが最大排気量みたいで、ライダーは堂々と乗っていたのを思い出す。
 全然想像もして無かったけど、これもインドが呼び寄せた縁なのかもしれない。

04013_20230401203101  もう1台はポルティー。すこし弄って有るのかエンフィールドに近い雰囲気を感じる。
 この組合わせだとポルティーには黒い革ツナギを着た黒木メイサ似の女の子が乗っていて、ヘルメットを脱ぐと長い髪から良い匂いがしてくるのがお約束。
 でも2台ともむさ苦しいオッサンが降りて来た。はぁ。。。人生のモチベーションがだだ下がりだよ。

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