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2023年2月23日 (木)

HIOKI DT4252

02231_20230223210701 本当は比較動画をアップしてからこの記事をアップしたかったけど、いつもの様に編集がチャチャッと出来ずに静止画だけのアップ。
 1年くらい前に田淵電機のサービスマンのマルチメータを見て反応速度に感心した話を書いた。
 彼が使って居たのは上位機種で高すぎたけど、中位機種の安めのヤツを買ったので紹介したい。外人さんがアップして居たビデオを見て、中位機種でも同じくらい反応が早いことを確認したので安い方にした。
 ビデオを見たら一目瞭然だけど、電圧測定では少しの差でHIOKIが一番早い。導通テストも少しの差でHIOKIが一番。そして抵抗測定では圧倒的な差でHIOKIが一番という結果だった。ダイオードテストは撮影してないけど簡単なチェックではHIOKIが一番と思う。
 殆どのレンジでデスクトップのHP34401Aと遜色ない反応速度を叩き出したのは素晴らしい。精度はスペックの時点で及ばないけどハンディーにそこまで期待して無いのでどうでも良い。
 本体はちょっと大きめで分厚いけど、あまり小さいのは逆に使いにくいので丁度良いくらい。そして今のA&Dは押しボタンスイッチで不意にオンになったりして居たけど、古くさいガチガチ回すタイプなのでその面でも安心。
 横河とか日置には質実剛健なイメージを勝手に持っていたけど、今の所触った感じは予想通りの強そうな感じを受けて居る。あと10年くらいはこれを使う事になりそう。健康寿命からいくとこれが最後のハンディーマルチメータになる可能性が高い。1.7万くらいしたので私よりも先に死なないで欲しい。

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コメント

うちの安いデジタルマルチメーターが寒さのせい?で次々と壊れたので、この記事を読んで、次機種として日置を候補にさせていただきました。20000円弱と高いけど気になります。

これまで使ってきた沢山の中国製の壊れ方は、液晶7セグの部分不良、ビープ音不鳴動、数値安定せず、数値精度落ちるという。

時代と共に素子部品の品質が上がっていれば解消しそうなので、今回もまずは中国製の安いのを購入してみました。

安くても4000カウントが標準になりつつあり、数値更新頻度が早いことに驚きました。デジタルの数字が早く更新されるのはしかし、落ち着くまで読みにくいが。
今の所、落ち着いた数値は正しく、これで2000円台ならと変に納得してしまいました。

しばらく中国製を使い続けつつ、日置や横河は横目に狙っています。長持ちするなら高くても買い、と私も思います。

投稿: た | 2023年2月28日 (火) 09時43分

 壊れるかどうかの耐久性はまだ解りませんが、反応はHPのベンチタイプに近いくらい速いですから快適です。
 あと、液晶の見え方とかバックライトは一世代前?と言う感じで手持ちの機器と差を感じません。

投稿: みつやす | 2023年2月28日 (火) 10時46分

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