creeping discharge
同じ仕事が続く事が多いけど今回もそれでCDIが続く。今日は少し違って居て3ピンのタイプ。これは信号入力がポイントの接点信号。だから汎用のCDIとしても使いやすいけど、今やメチャ高いからこれを汎用品に使う人は居ないと思う。
エンジン不調で点検と整備依頼だけど、少し電圧が低いくらいで体感出来る不調を引き起こすとは考えにくい感じ。
コイルも一緒に来ていたので三針式試験機で試して見ると、放電距離が9mmくらいに成るとコイルの高圧コネクタ周辺で放電が始まった。
文献によるとこんな感じの先端形状だと9mmで2万Vくらいらしい。要求電圧が高くなければプラグで火が飛びそうな感じ。
でもプラグコードの汚れ具合とか湿気とか色々な因子があるので、今回の点検した中ではここが一番怪しいかも?程度の結論。
試しに表面をサンドペーパで磨いた後で絶縁塗装をしてみたら放電距離が13mmまで伸びた。でも入手出来るなら交換した方が良いと思う。
私はあまり綺麗に磨いたりしない人間だけど、バイクのフロントフォークと高圧部分だけは綺麗にして置いた方が良いと思う。
今回はO/Hで改善する可能性は低かったけど、良い機会だから一般的なO/Hをやる事になった。
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