Rewire wires.
Q大のグライダー修理・・・と言うか複雑過ぎて誰も理解と修理が出来ない配線を単純化してくれと言う依頼。
約束の10時に行ったら機体を部屋の中に入れて風防も外して準備万端で学生さん達が待っていた。
少しだけ気合いが入ったので午前中は現状のマイクや持参したマイクを無線機と組み合わせてデータを取った。VHFで変な電波を出すわけにはいかんので、届くわけのない久住FSを呼んで試験。近くに同一周波数は無いし届かない局を呼んではダメという法律は無いので良かろう。
前席のフレキシブルマイクはVHF専用にした。HFは無線機内蔵のECMを使う。
後席のハンドマイクは撤去して右側にVHF用のフレキシブルマイクを新設。下に銀色のマイクがくくりつけて有って、こちらがHF用のマイク。
大学近くのナフコで材料を買って即席ででっち上げた。接着剤の色が目立つからマジックでも良いから色を塗った方が良さそう。このままでは関東のオシャレな大学にバカにされるかもしれん。
こんな感じでシンプルな構造にしておけば、壊れても誰かが見て理解して修理してくれる。これもある意味渡良瀬橋みたいな設計と言えるかもしれない。
元の切替スイッチにはインジケータ付きの異形穴が開けて有ったので、普通のトグルスイッチを準備しても付かない。中央に丸穴を開けたアルミ板を間に入れてスイッチを固定した。色と銘板はうちの長男によく似た学生さんがやるだろう。
なんだかんだで薄暗くなるまでかかったけど、当初予定していた作業を全部終える事が出来て安心した。
そして昼飯は「イトリー・イト」と言う大学の中にあるイタリアンの店で驕ってくれた。還暦過ぎの爺さんが学生に驕らせるのか?と思うけど、これが今日の日当だ(笑)。
ここは安くて良いなと思ったけど、Q大の学生が沢山アルバイトして居るから彼女を連れてくる訳にはいかん感じ。そのせいか近所のオバチャンの女子会が盛況だった。
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