A change that cannot be felt.
1週間くらい前?に書いて居た3ピンのCDIを作業した。体感出来るほどの性能低下は無いと書いて居たヤツ。
メインコンデンサの容量は1.22uFで受け入れ検査の時の感触と一緒で少し下がって居る。
正規は1.4uF位なので87%まで低下している計算には成るけど、火花が飛んで着火して居る限りは明確な差は出にくい。
高負荷になって失火領域に入ると体感出来て居たかも?程度。
基本的なO/Hを済ませて動作試験中。3ピンタイプはポイントの接点入力なので、代用品としてOCの基板をシグナルジェネレータに繋いで試験して居る。
2000rpm時のコンデンサ電圧が372Vと電圧の上昇は僅か。これはトランスもツェナーダイオードも交換して無いので当然。でもスナバ回路とかの更新で少し上がって居るみたい。
新しいコンデンサは実測で1.53uFくらい有ったのでエネルギ的には結構向上したかも。
6000rpm時に304Vは立派。3ピンの初期タイプは6ピンに比べてトランスの2次側電圧が少し低めだけど、こんだけ出て居れば問題は無い。
こちらが作業前の2000rpm。電圧が368Vと少し低く、この時のコンデンサ容量が1.22uFなので作業前後のエネルギを比較してみると、1.53*372^2/1.22*368^2=1.28倍となる。約28%のエネルギ増加となるけど、まあ体感できんと思う。今回の作業は、過酷な状況で失火するかどうかの時に失火せずに何も感じなく成るだろう・・・的な改善と思う。あとはメインコンデンサとかを交換したのでしばらくは安心という部分かな。
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