peak detect circuit
今日は6ピンのCDI。作業前に試験したらかなり状態が良かった。コンデンサ単体でも良い状態だったけど、面倒な分解作業をしたのだから交換しない手は無いと思う。
そのほかの劣化しやすい部品を交換したら基本的な作業は終わりだけど、今回は少し違う。
これは某ショップの予備品とか試験用機で、入力をピーク検出型に改造する事に成ったから。
ノーマルでは単なる閾値方式なので劣化した車体でノイズが乗ると変な所で点火信号を出してしまう。エネルギに余裕が有れば良いけどそんなに余裕は無い。すると3000rpmの時に6000rpmと同じ厳しさと成り、6000rpmの時は12000rpmと同じ点火能力になってしまう訳。ノイズが1回なら能力が半分に成ったのと同じだし、ノイズが2回なら能力が1/3で非常に良くない。
そこでピーク検出型のICを使う事でこの問題は解決できる。以前に波形付きで書いた記憶が有るけど発見出来ない。
要はピーク電圧の2割とか3割くらいのノイズが乗っても本来のポイントをきっちり判定してくれる方式。
今は空中配線をして接着剤で固定するしか無いけど、時間を作って新しい基板を作りたいなと考え中。基板が痛んで居るのも増えて来たので良いタイミングとは思うけど、年に10台くらいしか作業しないから基板設計の手間とコストが合わんのも事実。
でも他がやらない変な事をやって見たいのも事実(笑)。
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