I am practicing KiCAD.
YouTubeに動画を上げたからか?930系のオートヒータの修理が入って来ている。エンジンルームの銀色の箱と座席間の基板。
銀色の箱の方は全く動作して居なかったので中を開けるとリレーが死んで居た。リレーの死に方には色々有るけど、巻線が断線していた。
このリレーもこのリレーで駆動されるファンもだけど、ヒータがオンの間は常時通電されて居る。だからそれなりに過酷な環境ではある。実際にファンの軸受は楕円形にすり減ったヤツが殆どだし。
このリレーの交換は割と難しい。下手にやると樹脂部分が溶けてリレーを駄目にしてしまう。安心のためにコイル駆動用のトランジスタ回りを交換して、あとは寿命の有る電解コンデンサは無条件に交換して試験したら完成。
基板の方は端っこのパターンが金属フレームか何かに接触した跡が有った。その部分を補修して見て行くと破損部分に繋がって居るOPアンプが何か変な感じ。
これは6ピンの変なヤツでさらっと探しただけではebayか中国にしか在庫が無い。取りあえず注文して見たけど未だ来ない。
依頼者と相談して入手しやすい8ピンDIPのヤツを無理矢理付けて修理する方向になった。その間に6ピンが来たらそっちにすると思うけど。
回路図自体は自分の基板をスケッチして解析済みだけど、良い機会なのでKiCADの回路図エディタで清書してみようと思った。
今まで使って居たbsch3vとよく似た操作感だけど、部品を探したり細かい所で戸惑う事が多い。
まあでも、このくらいの苦労ならKiCADに乗り換えた方がメリットが有るような気がする。海外の変な人がアップして居るデータとかも読めるし、私がアップすれば海外の変人が使うかも知れない。
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