Single-phase Alternator
試験まで終了して基板に軽くコーティングしたロッキングユニットをケースに入れた。
1個はねじ部が崩壊していたのでインチキ修理した。全く同じは難しいので建築用のM4インサートを接着剤で埋め込んだ。
と言う事でタッピングビスは使えないので短いM4ビスを添付してます。
新しく入って来た小さなオルタネータ。車種は「シムカ」らしい。シムカなんてカーグラフィックの写真でしか見た事が無い。
レギュレータは別体式でオルタネータ側にはダイオードとブラシしか付いてない。ベアリングがゴロゴロなのでどっちみち分解しないといけない。
一見綺麗な銀色だけど適当に銀スプレーを吹いただけのO/H。
せめてボルトの汚れとか錆を落としてから組もうや。。。
組んでからスプレーしてあるので隙間から入った銀色が中途半端に付いて居る。私的にはサビサビよりもこう言うのの方がかっこ悪いけど、美的感覚はまあ人それぞれだ。
スリップリングはそんなに減って無いので軽く切削しただけで綺麗に成った。線の取り出し口がアースに接触しかけて居たので対策。
ベアリングを肩まで圧入したら軸が飛び出た。オリジナルは間にスペーサが有ったんじゃ無かろうか?。この辺りは組んで取り合いを見てから決めよう。
不思議なダイオードユニット。配線を追いかけてみると単相のコイルが2組入って居る事が判明。
ブリッジによる全波整流じゃ無くて、中間タップ付きのトランスに2個のダイオードを組み合わせた全波整流の感じに構成してある。
ダイオードが出始めで高かったんだろうか。こんな風にしたメリットが良くわからん。
巻線がグラグラ動いて居たのでワニスで固定した。現時点で短絡とかフレームへの地落は無かったけど、動いて居たらいずれ皮膜がすり減ってしまうから良い事は一つも無いと思う。
仮組してフィールドコイルに12Vを繋ぎ、軸を手回ししたらキチンと発電した。
2個のコイルからは、位相が反対の単相波形が出て居る事が解る。手で回しただけでピーク12Vが出るとは意外と低速型の発電機なのかもしれない。
フィリピン英会話で炊飯器が当たった。マジで当たったわけじゃ無くて先生がそういうジョークを言ってくれた。
短いアーティクルベースのレッスンを受けているのだけど、理解度チェック問題が3問くらい有る。それに3問とも正解したらノリの良い先生が「パンパカパーン、貴方はライスクッカーを獲得しました!」と言った。
iPhoneとか言わずに炊飯器が出てくるあたり、ライス好きのフィリピン人だなあ・・・と思ったと同時に、こう言うジョークを言っても通じるだろうと判断してくれた事が嬉しかった。
本当に少しずつでしか無いけど、上達はして居るのだろう。少しだけモチベーションが上がった。
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