I hate flooding.
ちょっと前に作業した水没セルモータが帰って来た。再修理は恥ずかしいけど事例の紹介として公開。
実はプランジャのお尻の部分は分解しなかった。カシメで非分解の構造だったのと、通電して試験したら正常に動いたのでここまでは水が入ってないと誤診してしまった。
最初だけ回ったけど後は回らなく成ってしまったらしい。うちでも試験したら回るときもあればユルユルとしか回らない時がある。
電流を測定しながら試験すると、ユルユル回って居るときは電流が低い事が解った。これは大接点が死んで居てプランジャ経由の電流だけで回って居る症状。
で、鉄のカシメをヒーヒー言いながら起して見るとこんな感じ。写真は全て軽く清掃した後だけど、開けた直後は錆がポロポロこぼれ落ちる状態だった。接点に錆が挟まってしまって導通しなくなったみたいだ。
カシメて有っても普通に水は入るのか、勉強に成った。次から頑張ります(笑)。
各部を清掃してすり減っていた接点を叩いて修正して磨いて、あとは細かい事をやって完成。
この手の掃除に今はお化け電動歯ブラシみたいなヤツを使っている。もう10年以上前から模型の人のページを見て、電動歯ブラシの先に紙やすりを貼り付けた道具は使って居た。今回は同じように模型の人がこの「お化け電動歯ブラシ」に紙やすりを貼り付けて居たので真似した次第。
今回は紙やすりじゃ無くて只のブラシ。文字通りに電動歯ブラシとして使って居る。パーツクリーナと併用したら簡単に綺麗に成るのでお勧め。でも溶けたりヒビが入ったりするかも。
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