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2022年11月21日 (月)

Static Balancing

11211_20221121204901 メグロにそっくりなモトグッチのDCダイナモ。ロータ側を整備したら綺麗に成った。グローラで試験してもOK。
 面白いのはベアリング。メグロは深溝玉が使って有るけどモトグッチはマグネトー軸受が使われて居る。
 ここをBrgで分離できる構造にする意味とか、スラスト方向のガタ調整の面倒さとか考えたら何故マグネトー軸受を採用するのが私には解らん。でもこう言うのが文化の違いなんだろう。
11212_20221121204901  まずはモータリングで空回し。フレミングの右手と左手の法則が示す様に、モータリングでOKなら発電もOKとなる。




11213_20221121204901  確認のために外部から回そうとカップリングを付けた。試しにメグロ用に作って居たカップリングを持って来たら合う。
 ネジの直径とピッチまで一緒だ。ハハハ。


11214_20221121204901  こっちは930のエンジン上ブロアモータ。ワニス含浸した後で硬化させるには加熱しないといけない。でも回転物なので単純に置いて居たら下の方にワニスが溜まってアンバランスが恐ろしい事に成る。
 と言う事でこう言う治具を作って居るのだけど、当初の予定では首の所から先をオーブンに入れてぐるぐる回しながら加熱する積もりだった。
 でも穴の空いた断熱の蓋を作るのが面倒になって、以前からこの状態で使って居る。熱源は手持ちのドライヤ。この冬の間に乾燥炉まで作る!。
11215_20221121204901  動バランスは少し難しそうなのと、このモータは幅が狭いので静バランスでも行けるんじゃね?と言う気持ちで静バランス。
 この手のローラ式は使った事が無かったので作って見た。確かにナイフエッジ式よりも楽な気がする。
11216_20221121204901  エポキシで重りを付けてバランスを取ってみた。手持ちのクイックメンダーを使ったけど、「エポキシ粘土」的なヤツが最適と思う。実際に本物にもそんな感じの丸い鼻くそみたいな塊が付けてある。
 組んで回して見たら、未バランスの状態に比べてハッキリと振動と音が減った。未バランスと静バランスの差は大きいけど、動バランスとの差はどうだろう?。見た目的にこのモータは差が小さい気がするけど、メグロとか今回のモトグッチのDCダイナモの様に細長いヤツは動バランスの意味があると思う。
 さて、ロードセルアンプの実験でも始めるか。

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コメント

痛車と 旧JISがなんで同じなんよ!?
メグロは旧JISじゃないのか??

投稿: MASA | 2022年11月23日 (水) 12時37分

 ここは資料を見らんと確実じゃ無いけど、M9x1.0とかそんな感じの変なネジなんよ。メグロも。

投稿: みつやす | 2022年11月23日 (水) 15時28分

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