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2022年10月 4日 (火)

Poor contact

10041_20221005183501 久住に行っている間に入ってきていた作業。ポルシェ356あたりの燃料計。
 満タンにしても2/4くらいまでしか針が振れないらしい。このタイプで「振れない」のはちょっと嫌らしい。何故なら接触不良でセンサの抵抗が大きくなると針が振れる方向のシステムだから。
10042_20221005183501  タンク内センサを確認すると年数なりに痛んで居る。抵抗変化が全く滑らかじゃ無かったのは、抵抗体表面の汚れとアース線の断線。
 その辺りを修正して取りあえずこちら側は終了。でも針の振れ幅が少なくなる方向の作業。
10043_20221005183601  タンク表面に出る部分もかなりサビサビ。平たい端子が溶けてしまったと思ったら、このタイプは電線を直接繋ぐらしい。
 とは言ってもナットの下も錆びだらけなのでできる限り掃除した。そしてこれも針の振れ幅が少なくなる方向の作業。
10044_20221005183501  あとは写真を撮り忘れたけど、表示側にも接触不良が有った。ユニットの固定とアース端子を兼ねたボルトがあるけど、その回りの錆びもかなりのモンだった。ここの清掃は針の振れが大きくなる方向の作業。
 全部をこんな感じでやっていって、6V車なので7V弱を印加して試験したらそれっぽく触れ始めた。やっぱりメータ裏の接触不良が効いた感じ。
 久住から持ち帰った工具類とか、書類の整理とかもやらないと行けなくて、何となく気がついたら1日が終わって居る感じ。そんな感じなのでフィリピン英会話を再開できてない。

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コメント

燃料計指示不正確の問題解決は、確かに厄介ですね。お見事でした!

燃料計を放置しても、直接エンジンが止まることにならない利便補機なので、不具合は長らく放置され、結果悪化することが多いと思います。

ただ、人間の側に問題があり。
燃料計が不正確になると、ガス欠を恐れ車を動かすのが億劫になり、長期放置に繋がる。
速度計、タコも含め、ドライバーの目の前にある計器が動かなくなる、というのはそういう人間のリスクを引き起こしますね。メーカーはそこまで気にしてないけど。

写真見るに、走る車の燃料タンクの中で、ガソリンを浴びせ続けられての錆とは思えず。やっぱり長期放置かなと見ましたよ。

投稿: た | 2022年10月 7日 (金) 08時17分

 身近な計器が不調になると乗るのが億劫になる。何となく解ります。

 車が356なので、使っていると言っても一般的な車に比べたら「放置」に近い時間が多いでしょう。2サイクルオイルとか混ぜたら改善しないかな?とか思いますが、環境面では宜しくないですね。

投稿: みつやす | 2022年10月 7日 (金) 08時26分

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