Subaru 360 DC Dynamo
スバル360のDCダイナモ。充電不良でレギュレータと一緒に入って来た。
簡単に受け入れ検査したところ、状態は良くないけど発電はして居た。と言う事で他に原因が有る可能性が高まった。
100%の性能が出てない事は確実なので、ダイナモもレギュレータもO/Hやってくれと言う依頼。
フィン折れは私じゃ無いよの証拠写真。
パキスタントラックなら薪の火の中で加熱して、手棒で盛り上げた後でディスクグラインダで成型する筈。
私にはそんな技術は無いのでこのまま行こう。
ベアリングが固着気味。代わりに内輪と軸の間に回転して居る痕跡がある。
コンミュテータには対称の位置に2箇所焼けがある。かなりの確率でカットアウトが悪かった可能性。
左の軸端を見てもベアリングとの間で回って居た感じが読み取れる。やだな。。。
ワイヤブラシで掃除してみると軸側は意外と軽傷だった。これならこのままロックタイトか、少しポンチで荒らして隙間を詰めた後でロックタイトか。そのくらいで正常に回転すると思う。
コンミュテータは焼け跡が消えるまで切削し、マイカ深さも調整してグローラでチェック。
日頃の行いが良いので断線も短絡も無かった。
酷く汚れて居たので細いマイナスで内部を清掃。こちらも以外と綺麗で錆で崩壊した様な箇所は無い。
これから分解して悪い所は補修しないと行けない。汚かったけど普通のO/Hで行けそうで良かった。スバル360はタフだな。
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コメント
フィンの回転バランス考えるなら
反対側も折るとか。。ガハハ
バランス取れるよ~~~!!
投稿: MASA | 2022年10月18日 (火) 11時26分
そう来たか(笑)。
次回に向けて鋳物用溶接棒でも注文してみようかね。
投稿: みつやす | 2022年10月18日 (火) 12時35分