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2022年10月 6日 (木)

I will not proceed with this work.

10061_20221007132301 車種不明のセルモータ。ポルシェ用じゃ無い気がするけど、よく知らない車種かも知れない。
 箱とかシールは新品に見えるけど、塗料の感じや剥がれ方が何となくヤナ感じがする。

10062_20221007132301  ネジ類も新品で綺麗。でもモータに行く銅線の太さがモータのサイズと比較して細い気がする。まあ短距離で放熱が良ければOKか?。



10063_20221007132301  点検依頼なので取りあえず分解して見る。綺麗な色のグリースが塗ってあるけど、最後にチョンと塗った感じ。
 何となく以前にやった「ヤナ感じのするオルタネータ」を思い出す。


10064  ネジを緩めるために塗料を剥がしたら何か変。こりゃどう見ても新品じゃ無いでしょ。
 戦前のセルモータなら解らんでも無いけど、ここまで新しいのに何故こんな変なボルトを使うんだろう?。

10065  カバーを開けたら銅系の粉が溜まって居た。軸受がカサカサなんだけど軸受の銅合金が削れたカスだろうか?。それともブラシとかコンミュテータ?。
 この時点でかなりモチベーションが低下してきた。

10066  ブラシの固定部。じっくり見るとオリジナルはビス止め方式だったのに、切断したか溶けたかでビス止めが出来なくなり、適当に半田付けでブラシが付けてある。
 半田付けが絶対に駄目とは思わない。でもセルをギャンギャン回すとこの部分は高温になる。せめて細い銅線でぐるぐる巻きにした後で、全体を半田で固める位の気遣いが欲しいと思う。
10067  こっち側から見たら1/4もくっついて居ない。1回か2回の負荷運転で溶けて外れてしまいそうな気配。
 ここまで来て手が止まった。この先にどんな罠が待ち構えて居るか解らない。前回のオルタネータの様に何時までも苦労する事に成りそうな気配。
 と言う事で、この作業はここで中止にした。1個1個改善していくやり方も有るかも知れんけど、もし見栄えの為にアーマチュアの外周を旋盤で小さくピカピカに切削されて居たとする。するとトルクが出ないとか嫌らしい問題がじわじわ後で出てくる事に成る。
 君子危うきに近寄らずだ。君子じゃ無いけど。

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コメント

コンミュテーターをすでに 削った痕跡が有るね。。

投稿: MASA | 2022年10月 7日 (金) 17時52分

 うん、コンミュテータに関してはそんなに悪く無いと思う。
 それにしても、このブラシの配線は無いわ。。。

投稿: みつやす | 2022年10月 7日 (金) 18時07分

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