Ignition advance tester
何か訳の解らないグチャグチャした機械だけど、旧車の点火系の遠心進角の具合を見る試験装置。
必死で探せばどこかで売って居るか、売って居たのの中古が見つかるかも知れない。でも以前に探した時は見つからなかったので作った。
今回試験の依頼が有ったので少しだけ改良したのがこの状態。「改良してこれかい!」と言われそうだけど(笑)。
これが被試験物のディストリビュータ。ディストリビュータと書いて居るけど分配部分は外して居て、実際に試験するのは点火信号を作る下の段。
点火の具合を見るために、実際に火花を飛ばしている部分。ここも三針式の本物っぽいヤツに交換したいところ。
高圧ケーブルに怪しいクランプ式電流計が付いて居る。これが次の写真のタイミングライトの信号源に成っている。
手前が自作のLED式のタイミングライト。それなりに明るいLEDが出て来たので、高電圧が必要な放電管は要らないと思う。
ここも本物のタイミングライト式では無くて、ポイント信号からダイレクトにワンショットマルチバイブレータでも駆動して、0.5度くらいの幅の信号を作ってLEDを瞬間的にドライブした方が綺麗に行きそう。
まあ、こうやって改善点だけはいくつも気がつくのだけど、色々な作業の納期も有るから何時も適当にやりくりして作業を終えてしまうのが良く無いなあと思って居る。
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