Making slip rings
今までやった事の無い構造のスリップリング。色々探すけど同じ寸法の交換部品を探し出す事が出来ず、仕方無いのと次へ繋がる興味も有ったので自作する事にした。
銅の加工は難しいなあ。先日やったオースチンセブンの発電機はスリップリングがたぶん真鍮だった。
真鍮で良いの?と思ったけど、入手性とか加工性とか考慮して一発物はそういった材料選定が成されて居たのかもしれない。
絶縁の為の樹脂をくっつけて、
こんな形に加工する。この形態の交換用スリップリング自体は存在するんだけど、合う寸法が無かった。
一体型で外で接続するタイプに変更の方が簡単だけど、この形式を一回でも自作しておけば何年か先にもっと変なヤツが来てもだいたい理解出来る。
1段目を組み付けて奥の配線を半田付けする。オリジナルは銅板のプレス加工品だけど、これは銅丸棒の中実だから半田付けが難しい。
2段目を装着して同様に半田付けする。こちらは平らに削る必要は無い。
最後に軸に合わせてスリップリングの外径を切削加工したら完成。
ロータのサイズに比べて、どう見てもアンバランスなくらいスリップリングの径がデカい。最近のなんて親指くらいの太さのスリップリングが有ったりするのに。
お尻のベアリング蓋も失われて居たので製作しておいた。
しばらく回した後でスリップリングを確認すると、問題無い位置にブラシの当たりが付いて居たので安心。
これで奇妙なスリップリングを交換する事に成っても対応出来る様になった。最近の小径で大電流のヤツは最適な銅合金が使って有って駄目と思うけど、うちに入ってくる様な古い設計のヤツなら教科書的な材質で行けるだろう。
問題は今は銅の値段が馬鹿高いのと、加工性が凄く悪いことくらいか。
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