Flare Tools
ちょっと必要な作業が発生したのでフレア加工の練習をして居る。
高校か大学の頃に安物工具を買って見たものの、上手に加工できなかった記憶が有る。そこで今回はプロ用の工具を買って見た。いつもの様に中古だけど。
買って見て驚いたのは単純に円錐形を押しつけるだけじゃ無かった事。円錐形の軸が偏芯していてグリグリ変な回り方をする。そのせいで(おかげで?)銅管を押し広げるのは安物の「円錐面」では無くて高級品は「線」が順次移動しながらの加工となる。
無理矢理例えると安物はオスメスの型がある「プレス加工」だけど、高級品は「へら絞り」のイメージ。逆に解らんか(笑)。 ただ単に形を作るだけなら誰でも直ぐに出来る。練習の目的は細かい所で円錐面の寸法とかバリの影響を確認する事。
これはわざと盛大にバリを残したヤツで、途中でバリが切れて加工面に残って居る。 自作の治具で寸法のチェック。通り側を通って止まり側で止まったので寸法的にはOK。
フレアツールの端面から0.2mm~0.3mm程度出したら良い感じ。 こっちの二分は悪く無い感じだけど、
傘部分の寸法が大きすぎた。
まあこんな感じで綺麗に処理するのは意外と難しいけど、何回もやって手法と閾値を把握すれば何とかなる感じがして居る。
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