The pressure is too low.
お盆に長男夫婦を白骨号で駅まで送っていった。雨の日で荷物もあったので3人とも軽く濡れた。その状態では窓ガラスの曇りが取れず、クーラーが殆ど働いて無いことが示唆された。
と言う事で冷媒の圧力を測って見たところ、エンジン停止状態で0.21MPaくらいしか入ってない事が解った。ちなみにメータの単位はkg/cm2表記で、単位系も古いし細かい事を言えば記述も間違って居るなあ。
これはいくら何でもガスが無い。このクーラーを修理して生き返らせたのはもう8年前になる。でも0.21MPaは低いけどタイヤの圧力くらいは有るわけで大穴が有る状態でも無い。補充で行ってみよう。
補充は前回と同じCOLD12と言う炭化水素系の冷媒。簡単に言えばLPガスみたいなヤツで当時はネット上でメチャ叩かれていた。
今もこのガスの性質は変わって無いのだけど、次世代の1234みたいなガスが炭化水素系の可燃性ガスである事から、今見てみると以前のような「危険物警察」的な意見は激減した感じ。
世の中・・・と言うか特に工学は妥協の産物だから、危険性が高くてもそれ以上に環境負荷が低ければ採用される事だって有る。ネット上の意見にはこう言うバランス感覚が不足しているというか、一つの事だけに固執した意見が日常生活以上に多い気がする。
良い機会なので真空ポンプに負圧計を付けた。XSのキャブ同調とかに使って居た負圧計が余って居たので活用しようと思って。
手前は中国製の安物で、奥は変なオッサンに貰った島津の高級品のジャンクに近い中古。
こっちのメータは廻りのリングが無くなって居たのでビニテで補修した。ちゃんと補修したいけどどういう方法が良いのかわからん。
こちらは島津の方。プロが使っていたヤツでボロボロだったけど、簡単に整備して刷毛で色を塗ったら取りあえず生き返った。
吸気量的にはこちらの方が圧倒的に大きいけど、到達真空度に関しては良くわからん。そのレベルを判定出来る負圧計を持たないから。
まあ私が使うのはクーラー系の真空引きと樹脂やオイルの真空含浸だから、この程度のメータで「ほぼ真空ですね」が確認出来ればOKだ。
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コメント
そんなの 持って行ったっけ??
俺じゃないか。。
投稿: MASA | 2022年8月24日 (水) 14時22分
あんたじゃ!。
しばらく放置して居たけど、去年くらいに整備して今回色塗った。中国製に比べたら死ぬほど重たい。
投稿: みつやす | 2022年8月24日 (水) 14時49分