Strange laminations
今日も伊都に行ってFRPのサンディング。この場所はマッハが出るような高速風洞らしいけど、私はそんなアカデミックな事は解らんのでFRPを削るだけ。
今の学生さんはよく勉強する。少し作業しては授業に行く。実験の合間に顔を出したりする。マルチタスクで本当に感心する。
色々と懸案事項があったけど、なんとか前向きに修理が進みそうな所まで持って来れた。
写真では解りにくいと思うけど、心の目で見ればゲルコート、薄い等方性のクロス、厚い異方性のクロスが90度の角度で2枚積層されているのが解る・・・はず。
ここまで持って来るのは少し大変だったけど、その理由は3枚目の画像。赤線の左上には繊維が見えない。
そりゃオマエが削りすぎたからだろ!と言われると思うけど、赤線の上も下も同じ平面に成って居る。そしてゲルコートとの境目とかボックスの縦壁との境目をよく見ると、あるところからスッと繊維が見えなく成って居るのが解る。。。かな?。
最初からこうなのか、前回のゲルコート剥ぐときにこうなったのか解らないけれど、なんか変じゃね?と言う感触のオンパレードだった。
でも今日の作業で以前よりは改善出来そうな所まで持ってこれたので、今晩はゆっくり眠れそうだ。絶対にクラックが再発しないとは言い切れないけど、たぶん再発しないと思う。
ねえグライダーの神様。
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