Evaluation of MINERVA tires.
ミーブトラックのタイヤを交換してから数回使ったので最初の感想でも書いてみたいと思う。
ミーブトラックは電池分だけ重いからと思うけど、オリジナルは8PRのタイヤ。これがキョロキョロ不安定で凄く乗りにくいので、来てから直ぐにタイヤを交換した。
確かダンロップのエコタイヤ。これにしてから安定感が増して運転しやすくなったのと、緩い下りをニュートラルにしてグライダーみたいに走行する時の転がりが良くなった。
で、そのタイヤが交換時期に来たので今回はオールシーズンタイヤにした訳だけど、エコタイヤからオールシーズンタイヤへの交換という面と、一応は有名メーカのダンロップから、激安の中国製ベルギーメーカタイヤへの交換という二つの変化が有る。
さて、交換後の第一印象は劇的には変化が無い。タイヤを交換したら結構違いを感じるもんだけど、今回の交換は変化の少ない部類に成ると思う。
凄く敏感な気持ちで運転すると、手放しに近いような直進時は直進製が少しだけ増した気がする。でも小さな修正を繰り返す様な道だとほんの少しだけスタッドレス的なグラグラ感を感じる気もする。
乗り心地は少し良くなった。これは新品タイヤだから当たり前な気がする。ノイズは正直言って良くわからない。ハッキリと大きく成った感じは無い。静かに成った事も無い感じ。
匂いは凄く臭い。ランティスにサジターだったか安物タイヤを付けたとき、数ヶ月は車に近づくだけでゴム臭が凄かったけど同じ匂いがする。
グリップは少し良い感じがするけど、これはゴムが新しくて柔らかいせいだと思う。それに軽トラでグリップが云々言う様な走りはしないので関係無い。
一番大きな違いは転がり性能が悪くなった。最初に書いたように緩い下りでは「D」レンジで弱い駆動と回生を行き来するよりも、多少の速度変化は許容しつつ「N」レンジに入れてグライダーの様に無動力で下る方が走行距離が伸びる。
だから最近は常にそのような運転をして居るのだけど、その際の転がりの悪さや最高速度が低いのを感じる。交換前後で定量的に測定した訳じゃ無いから断定は出来んけど、感覚としてそんな感じがする。
人間の感覚は変化に関しては割と敏感で、滑空比27と32を定規で引いた線を比べても殆ど同じに見えるけど、実際に操縦してみると違いは解る。
そんな感じでたぶん転がり抵抗は増加していると思う。ただこの増加が電費の悪化として認識できる程度かどうかは又別の話。まあ今回は転がり抵抗よりも弱い積雪時の安全性を取った訳だから期待通り。
これで雪道性能がクソだったら笑うしか無い。
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