Fuel gauge repair
良くわからんけど930かその辺りの燃料計。燃料計が動いて居ないのに気づかず、ガス欠に成ってエンストしてしまった悲しい車両。
現時点ではメータが悪いのか、センサが悪いのか、途中の配線が悪いのか解らん。
一番簡単なセンサの抵抗値から測定してみる。特に問題無い感じ。でも中のフロートの動きが悪い気がするので分解して見る。
舌付き座金が使って有るけど、舌を穴に入れずに組んでナットの縁だけ起して有るから無意味な作業。
近所で新幹線のカバーが落下したとき、JRが出した説明図を思い出す。舌付き座金の意味が全く理解できてない。悲しいね。
メータ側も分解して見て行くけど、確かにエンプティーまで行かない。そして嫌なのがその位置が状態に依って変わる事が有る。
なんか接触不良か、内部のコイルの断線か、絶縁不良でコイルが短く成る様なショートか。。。
少し意地に成ってやって居たらようやく見つけた。ムーブメント内部で巻線のエンドをケース(=アース)に落とす場所が有るけど、そこが接触不良に成って居た。
交差コイル型の原理とか、今までの作業メモとか引っ張り出して相当悩んだ。こんな時に古い自動車整備の本とかが役に立つ。最近は機構があまりに先進化、複雑化してしまったからか基本的な原理の説明が無い。ああ、でもBOSCHの何とかハンドブックみたいなヤツだと基礎から書いて有るから国民性かな?。
で、原因は解ったけどムーブメントをバラバラにしないと修理出来ない訳で、それは流石に無理。そこで外部に配線を追加してアースの経路を補修した。
これでピッタリとフル<->エンプティー間を行き来する様になった。もうガス欠の心配は無い。いや、エンプティーランプの接点は生きていたなあ。こっちは車両側の配線が死んで居るのか?。それともドライバが無視したのか。
まあ出来て良かった。そしてそれ以上に交差コイル式の故障箇所と現れ方が体感できて良かった。さらにインチキ修理方法も確立出来て良かった。
| 固定リンク
コメント