Many mechanical works.
割と定番化してきたポルシェ用のCDI。今回はポイントで使う3ピン式の修理作業。
まずギョッとしたのは裏蓋がシリコーンで接着して有った事。そして3ピンの端子にケーブルが半田付けしてあった事。
まずは半田付け部分を綺麗にしないと分解すら出来ない。耐熱性の高い樹脂ではあるけど、気をつけながら配線の残骸を取り除き、何とか分解したら端子の半田を吸い取って磨いて曲がりの修正。
どうせ分解するのだけど、お客さんに状況の連絡をする必要も有るのでこの段階でトランスの状態を測定。
取りあえず発振はして居たので最悪の状態では無いけど、このまま行くか交換するかギリギリ悩むくらいの数値だった。
交換するかどうかは相談の上で決めるとして、どっちみちメインコンデンサを交換するにはトランスを外す必要が有る。
色々なやり方が有ると思うけど、うちでは熱を加えてワニスを軟化させてから取り外して居る。
この先も5mmの鉄のリベットを飛ばしたりと、このCDIを弄るには多くの機械的な作業が必要になって来る。作業手順を紹介するビデオを作ろうと思って撮影まではしているけど、編集が面倒でまだ完成してない。
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