Useful Tools
昨日のことだけど久住から帰って来てホッとした後で、Monotaroから来ていた箱を開けた。いつもの様に何を頼んだのか忘れて居たので開けて確認しようと思って。
中身は予想に反して息子からの父の日プレゼントだった。写真の左から2個のマグネット式部品皿とMonotaroTシャツ。
写真右の金色のヤツはストレートで貰ったヤツだけど、分解時のネジ置き等に便利に使って居る。小が有るから中と大が来た、父親の習性を良く理解した息子だ。ちなみに送ったのは三男で割とこういうことをする。長男は時々この手の事をする。私に一番似ている気がする次男はほぼ何も無い。
それぞれに多様性が感じられて素晴らしい。激動の世の中でも誰かが生き残る可能性が高まった。 こちらは昨日久住から持って帰ったラチェットハンドル。手前のは自前のストレート製で奥の2本が持ち帰って来たヤツ。
1/4sqでスナップオンの良く見る形のヤツと、ブルーポイント製で初めて見る形。どちらも識別用の塗料が塗られて居たし、固着して手で回しても回らない状態だった。せっかくのスナップオンだから使える様に成らないかな?と思って持ち帰ってみた。
引き出しにはこの手の工具がゴチャゴチャに置いてある。久住滑空場の前任者がこの手の趣味人だったので、たぶんヤフオクで買いあさったのか、朝日の航空部でサイテーションとか整備していたヤツのお下がりじゃ無かろうかと思う。全部に識別用の帯が塗装されているのでたぶん後者かな?。
今は中古やジャンクのスナップオンが転がって居ても誰も気にも留めない。使って居るのを見た事が無いし、回らないと文句を言っているのを聞いた事も無い。盛り上がってワーワー言っているヤツなんか皆無だ。学生時代の私が見つけたりしたら大騒ぎして居たはず。
取りあえず程度の悪い回らないヤツを2本持ち帰った。塗料を剥いで外側を磨き、各部の汚れを落として内部のバリというかヘタリをダイヤモンドヤスリで軽く修正。 ようやくこんな感じでヤフオクに出せる位の見栄えに成ったし、程度の悪い工具程度には動く様に成った。
仕事で行くポルシェ屋さんにスナップオンのバンが時々来ている。修理の可否とかキットの有無とか聞いて見ようと思う。
ただ修理が出来ても次はどうするの?と言うのは残る。私自身はスナップオンの細くてヌラヌラしたハンドルが嫌い。そして基本的に私の所有物じゃ無いから、治せたら次の機会に返却してあげようと思っていた。でも、だれも気にも留めてないから次の整理で捨てられるかもしれん。そうなると何のためにやったのかちょっと悲しいのは事実。
ただ性格的に動作しない機械や機器があるのは許せないし放っておけない。自分の気の済むように整備したという事で心が穏やかに成れば、それはそれで良いような気もしてきた。これは自分一人の宗教でもあるし、自己への精神科カウンセリングとも言える。
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