Climbing a mountain with children
地域の子供会恒例の行事で近所の山に登ってきた。うちの子供は30歳前後に成って居るけど、去年と今年は役員なので仕方無い。
私が子供の頃は大型バス2台で潮干狩りに行ったりしていた。それに比べたら子供の数が激減で恐ろしい。
東京に住んでいる政治家や役人は実感が湧きにくいと思うけど、田舎で暮らすとこの手の危機感に対して敏感に成って来る。「○○を100人の村で例えたら・・・」と一緒で、数が小さいと具体的に認識しやすい。これって我々の脳みそが基本的に家族や集落程度の把握力しか無いからなのだろうか?
標高40mから320mまで登る感じ。中盤までは歩きやすくて遠足やこの手の行事にはピッタリ。
一番小さな子は3歳児が2名来ていたけど、そのうちの1名は最後まで自分の脚で登って自分の脚で降りた。もう一人も7割は歩いた。
平常時でも3歳児が1時間弱で標高差280mで道のり1,000m程度は歩ける訳で、それを考えると異常時の子供を見つける事は相当難しい気がする。
心配していた子供の事故や行方不明は無かったけど、役員の爺さんが一人動けなく成った。
大丈夫だからと言っていたけど、帰って集合して役員で会議まで終えても帰ってこない。電話も圏外で反応が無い。嫌な予感がして登山口まで行くと軽トラが残って居た。
さらに嫌な予感で再び登ると途中で爺さんを発見した。爺さんの常で「よかっちゃ!!」と怒って手を振り払うけど、抱きかかえる様に支えてやらないと動けない。ズボンは泥で汚れて居る。まあ生きていて良かったよ。。。の世界。
肉体よりも精神的に苦労しながら登山口まで下ろしたら、今度は自分で運転すると言って聞かない。飲酒運転の爺さんと言うことと動きが一緒だ。
今回はもしかしたら脳卒中かも?と言う不安を感じる動きだった事も有り、無理矢理キーを取り上げて若い役員と家まで送って行った。
家に誰も居なかったら病院に連れて行くか??と悩ましかったけど、家族が居たので引き渡してお終い。流石に後の事までは知らんわ。
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