Two types of CDIs
手元に911SCあたりのCDIが2台入って来ている。1台はポイント用の3ピンタイプで、もう1台は磁気センサ?用の6ピンタイプ。
まずは3ピンタイプを試験してみるけど、発振音はするけど全く火が飛ばない。トランス1次側以外のどこかが明確に壊れて居ると言う訳で、こういう解りやすい故障は有り難い。
蓋を開けるとこんな感じで、今までに1回も作業された事が無いユニットと思われる。
次は6ピンタイプの試験。こちらも発振音はする。そして擬似信号を入れたら火は飛ぶけど弱々しくて、しかも不規則。全く変な場所で飛んで居るし、飛んだ回数も1/2か1/4くらいしか飛んでない感じ。
こちらの方はよく見るとBOSCH純正のリビルト品みたい。BOSCH様のリビルトとか初めて見た。裏蓋のメモに86、6月と有るので、リビルト後でも既に35年以上経過している事に成る。
確かに作業された痕跡がある。すこし嬉しかったのは配線を止めるスタンド状の金具のアームが折れて居た事。
私が作業しても10個に1個くらいの割合で折れてしまうのだけど、BOSCH様の作業でも折れることが解ってちょっと安心。
固定のリベットがネジに変更されて居る事から予想されたけど、メインコンデンサも脱着されている。
この写真からでも少し解るけど、リベットを抜く時に少し変形した固定金具が再装着されて居る。と言う事は外して色々チェックしたけどOKで再装着したのか、数多くやる工場なら一旦は全バラしてしまい、単体で試験して良いのをランダムに組み付けて居るのかも知れない。
この6ピンCDIも不調が確認されたので、コンデンサの測定はするけど35年物のコンデンサは強制的に交換となる予定。
破壊女王様がうるさいので(笑)今日のちゃしろ。
畳の穴は以前の彼の作業。ゴールデンにうん十万のソファーを壊された話とかあるので、畳なんか安いもんだ。。。
今日は何かの梱包材をビリビリに破った彼。それで満足したのかそのまま寝てしまった。
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