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2022年4月14日 (木)

The Age of India

04141_20220414205101 なんか雰囲気が違うポルシェ356のコンビメータ。最近こんなのばっかりやな、パチモン専門店の評判が定着してきたか(笑)。
 アメリカで買ってきたらしいけど、動きが可笑しいらしい。まあ世の中そんなにスムーズには行かん事が多い。
04142_20220414205201  裏を見るとインド製だった。私の好きな動画もパキスタン辺りだから大雑把に言えばインドみたいなモンか?。
 人口が日本の10倍以上居て、平均年齢が30歳以下。規模と若さでこれからはインドの時代なんだろう。
 人口がインドほど多くないけどフィリピンも若い国で伸びて来そう。初回の東京オリンピック前の日本に近い感じ。確かあの頃に平均年齢が30歳を超えたはず。
04143_20220414205101 解りやすそうなタンク内センダユニットからチェックしてみたらハッキリと接触不良。
 接触不良は修理可能な範囲だったので修理してメータに接続して再試験。でもおかしい・・・。

04144_20220414205101  開けたくなかったけどカシメを開けて中のユニットを見て行く。壊れて無いけどなんか可笑しい。そして今のところの結論は、このメータには専用の検出器が要るんじゃ無いの?と言う事。
 良くわからんからもう少しじっくり測定して行く必要が有る。そして何となく同じような端子配列のメータをやった記憶があるので資料を探して見よう。
04145_20220414205101 今日は比較的肌寒かったけど、冬が終わって涼しい所に居る時間が長くなってきたちゃしろ君。
 最近は戸を開けることが出来る様になってしまったので、夜中に戸を開けて廊下に出たり入ったりを繰り返している。でも戸を閉めることは出来ないので、これからの季節は蚊が入り放題で困ってしまう。

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コメント

画像3枚目のセンダーユニットのレベルゲージ、見たことない構造です。巻かれてるのは細い抵抗線かな? フロートアームの位置を電気抵抗で取る構造にしても、あまりに華奢な気がします。現代では複数セグメントの抵抗端子ですがそれでも接触不良や端子剥離を起こします。

投稿: ちょっとコメント | 2022年4月16日 (土) 10時04分

 はい、抵抗線がぐるぐる巻いてあるだけです。最近の車はよく知りませんが、この時代の車では割とよく見る構造のように思います。
 ただ、筐体や軸の部分が全部プラスチック製なので、サードパーティーのリプロ品の様な気がしてます。

投稿: みつやす | 2022年4月16日 (土) 11時41分

センダー筐体が白peなのは今の純正品もそうです。脱線しますが、、この部位はガソリンに浸るので膨潤せず自己潤滑のある樹脂材料になります。
レベルゲージセンダーは複雑なガソリンタンク形状に合わせて設計されるので、サードパーティのリプロ品は少ない。写真見た感じも純正の量産品に見えます。ただ他車種用純正品を無理くり流用したから動きがおかしいのでしょう。
例えば、燃料タンクが直方体であれば、フロートレベル高さと燃料残量は比例します。しかし自動車用で直方体なタンクは皆無。なのでフロートゲージかメーター側で変換補正してます。現代ではゲージのセグメント抵抗で補正しますが、このゲージでは補正してないので、メータ内に補正が必要です。つまりメーターは車種専用補正内蔵しなければおかしな動きをします。

投稿: またコメント | 2022年4月17日 (日) 06時58分

つまり私の推理は、
・他車種のレベルゲージを無理くり突っ込んだ
・他車種の補正メーターである
・ゲージとメーターがタンク形状に合ったセットになってない
で、今回の場合のエンジニアリング的な解決策は、タンクを入手して液面レベルと燃料残量の関係を把握して、補正回路をメーターに仕込む。多寡がfuelメーターシステムでそこまでやるのは聞いたことがないので、我慢というかメーターの動きの癖を楽しんでもらうか、やはり純正品を薦めます。

投稿: またコメント | 2022年4月17日 (日) 07時05分

 この表示ユニット自体がリプロ品なんです。そして純正の表示ユニットと抵抗値変化に対する表示の動きが逆。このセンダーユニットはオリジナルかどうか解りませんが電気的特性はオリジナルと一緒です。
 と言う事で本来なら表示ユニットに適合したリプロのセンダーが必要なんですが、現状ではこの組合わせしか無いので何とか成らんか?と言う話でして。

 電気的な補正回路は大ごとに成るし能力的に無理(笑)かもしれんので、センダーの内部を弄って逆特性にしました。巻き替えて途中の特性変化まで調整は無理なので、全体のゲイン調整だけやって「0と4/4だけは合ってます」と言う話で納品。
 何時ものいい加減作業でした。

投稿: みつやす | 2022年4月17日 (日) 08時02分

内容を承知しました。なるほど逆ですか。356とかヘリテイジになるとリプロ品が出回ってるのですね。量産車しか相手にしてなかったのでお恥ずかしいコメント失礼しました。これからもよろしくお願いします。(た)

投稿: 良かった | 2022年4月17日 (日) 08時29分

 いえいえ、色々と参考になる情報をありがとうございます。
 今後も書き込み頂けると助かります。

投稿: みつやす | 2022年4月17日 (日) 08時59分

リプロメータの指図傾向は、ゲージのゼロΩが満タン方向ですか? 現代ではゼロΩが満タン、無限大がemptyです。ご想像の通り故障傾向は圧倒的に断線なのでフェイルセーフ思想からそうなります。356の当時の純正センダーがどっちかはわかりませんが。

タンク形状と要求性能から、fuelゲージはempty付近で微細に指針するよう設計されてまます。逆接続では満タン付近を微細に指針してempty付近がダルになるので、指針の実用性が厳しいと思います。

フロートアームを曲げて微細感知するエリアをempty付近に下げる、というやっつけ仕事もあります。指針の連続性は一層失われますが、ガス欠を避ける目的には叶います。


投稿: ちょっと気になったので | 2022年4月17日 (日) 11時32分

 そうです。リプロメータはショートで満タン、オープンで空方向です。私が今までに見た純正品は逆で、ショートで空、オープンで満タン方向でした。
 息子のミニの巻線を修理したときは密と粗が有って特性カーブを補正している感じでしたが、今回のセンダーは摺動範囲は一様に巻いて有って補正は無い感じです。
 タンクも手元に無いので両端だけ合わせて出してしまいました。もし良い方向に合えば良いですが逆なら悲惨な特性に成っている可能性が高いです。まあ、ここまで言い出すとセットで純正品を買って下さいの世界です。

投稿: みつやす | 2022年4月17日 (日) 11時58分

おっしゃる通り純正品セットかリプロ品セットのどちらかを薦める、しかないですね。リプロが純正と逆に作るのは、ヘリテイジ品のリプロメーカーの姿勢としては、ハテナな気がする。
けど、フェイルセーフを貫いたと言うならそれは否定しにくい。

ゲージのアームを曲げるヤッツケ修理は、タンク内のバッフルとか構造物に当たることがあるので、タンク現品合わせができないならやるべきではないですね。失礼しましたー

投稿: ですね。 | 2022年4月17日 (日) 12時33分

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