Long Jaw Caliper
我が家に有る改造ノギス。下二つは今までに作ったヤツだけど、一番上のヤツを今日作った。
これはブレーキ用ノギス。薄くなったディスクを測定出来るように外周部に相当する部分を大きくえぐって有る。
あとは長さを短くしたのでデプスゲージでパッドの残り量を測定するときに邪魔になりにくい。
これはピンノギスというのか、穴の中心間距離を測定するノギス。丸棒が5.0mmなのでM5のタップ穴くらいが限界。
M12位まで測定出来るのが欲しいけど、作るのは面倒だし買うとメチャ高いし・・・と悩み中。
これはメチャ便利。穴の中心間距離くらい直ぐに測定出来そうだけど、やって見ると62.5mmなのか62.0mmなのか63.0mmなのか、意外とこのくらいのレベルで解らない。
それがこれを使うと0.1mmくらいの単位まで解ってくる。そうなると62.7mmくらいだから縦横寸法で設計した訳じゃ無くて、PCDを角度で分割したのかな?とか見えてくる訳だ。
今日作ったのはジョウが長いヤツ。これも売っているけどメチャ高いし、ミツトヨの良いヤツを貰ったのでMonotaroのヤツが1個余って居たのも背中を押した。
これが欲しい用途では今まではパスを使って居た。でもパスでは相対的な感触の違いはわかっても絶対値をスケールから読み取るのは難しい。昔の職人さんはしていたみたいだけど私には無理。
でもこのノギスが有れば大丈夫。長いシャフトの径とか、夏みかんの直径とかを直ぐに測れる。
長いジョウの固定はビスと接着剤を併用しているけど、Monotaroの安物と思っていたら意外にも焼き入れがされて居て普通のキリでは歯が立たなかった。
仕方無いので秘蔵っ子?の超硬のキリを試して見たら普通に空いた。流石に超硬は硬い。
でも硬い超硬を手で押さえただけの保持方法で加工したからか、先端とか側面までもが派手に欠けてしまった。たぶんドリルの神様が先日作ったドリル研削盤で研いで見ろと言っているのだと思う。
仕方無いから明日にでも研いでみよう。研げるかな?。
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