Maniacal Modification
930のDMEが入って来た。前にも書いたように964のヤツはまだ出来ないので930しか入ってこない。
今回のDMEはチョットだけ違う。ROMに見慣れないシールが貼ってあるからROMの内容が違うだろう事は直ぐに解るけど、非常にマニアックな部分が改造してある。
2枚目の写真をよく見るとスイッチが追加してあるのが解る。この場所には930マニア(笑)の間で知られている「B700」と呼ばれるジャンパピンがあって、これをオープンにしておくかショートするかで動作が変わってくる。
このジャンパピンの片側は4.7kΩでプルアップされていると同時に、マイクロコントローラであるインテル8051の31番ピンに繋がって居る。そしてもう一方の片側はGNDに落ちている。
要するにB700ピンがオープンだとi8051の31番ピンがHiで、クローズだと31番ピンがLoに成るという訳。で、これが機能的にどういう意味になるかと言うと、Hiだとi8051が内部のプログラムで動作して、Loだと外部ROMのプログラムで動作する事に成る。
やれ点火時期を早めたとか、燃料を増量したとか言う話は良くあるけど、外部ROMプログラムで動作する様にして、さらにそれをスイッチで切り替え可能にするとか、オーナーはかなりの変態と思う(笑)。
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コメント
今回はお世話になります。
無事到着したようで安心しました。
もともとは4KB仕様だったこのDME、いじった8KB仕様ROMとオリジナル4KB仕様ROMを行ったり来たりしたかったのでスイッチ付けました。まぁ否定できないですね -> 変態(笑)。
お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
投稿: D-Factory | 2022年2月28日 (月) 00時40分
ROMの内容を弄ったヤツは沢山見ましたが、B700にスイッチが付いたのは初めて見ました。
なにかハッキリとした原因が見つかれば良いのですが。。。。
投稿: みつやす | 2022年2月28日 (月) 09時04分