Causes of trouble ?
356のセルモータ。正常に見えたブラシ回りを掃除していたら何か変な感じがした。グリグリしたらブラシの接続部が抜けた。
最初はカシメかと思っていたら半田付けくさい。しかも150Wの半田鏝で溶けたので普通の半田か、少し高温用の半田程度みたい。
回りを磨いてフラックスを塗って再半田したらくっついた。抜けないように気持ち配線の先端を広げておいた。
全部の接続部がユルユルになって居たので、何かの拍子に異常加熱してしまったのか、経年劣化でそういう時代に成ったのか。
フィールドコイル側もユルユルだったので再半田した。6Vなので起動電流は200Aを超えていると思う。半田もカシメも無しの差し込んだだけで良く回って居たと思う。しかも7年くらいこの状態でゆっくり回って始動していたらしい。メチャ調子の良いエンジンみたい(笑)。
何時もは旋盤で真円切削するコンミュテータだけど、かなり削り込まれて居たのと、表面がポツポツとクレータ状に穴開き腐食?していたので切削は止めにした。
マイカ深さが確保できて居なかっただけじゃ無く一部は銅箔で繋がって居た感も有る。まあ大電流だからここの短絡は支配的な要因じゃ無い気がするけど溝の切削はしておいた。
巻線はコアとの絶縁が確保できて居たので、パキスタン方式で抜いたりはせずにワニスで絶縁処理だけする事にした。
最初だけ恒温槽で硬化させて、寝る前に火を落とした薪ストーブの上に置いておいたら綺麗に硬化した。
あとは組立てて試験するだけ。6Vの大電流バッテリが無いので、20AHくらいのヤツに80Aまで出る安定化電源をフローティングで繋いで試験して居る。
ポツポツと6Vの作業も有るので、良い機会と捉えて6Vのバッテリを仕入れて置こう。356用は3万円以上して買えないので、VW様の少し安いヤツか、秋月の20AHを4個くらい並列にするか、12Vの安いのを半分に切るか、フォークリフト用の中古か再生品でも買うか。。。
色々と考え中。
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