Miele KM540
A型フォードの電装品と一緒に見た事の無い料理用4口コンロが入って来た。こんなのやった事無いけど、まあ仕方無い。
ガラストップを外して見るとIHでは無くてシンプルな電熱線方式。電熱線と言うよりもきしめんみたいな抵抗体の帯が発熱体に成って要る。
よく見ると一カ所が切れて居た。原因はこれだ、でもこうなった元の原因は制御回路とかパワー回路にあるかもしれない。
中央に有るのは温度センサだろう。でも配線が2本しか無いのでどう考えてもその2本は電熱線の両端に繋がる、じゃあ温度センサは?。
そう思いながら分解して見たら温度センサはメカ式で加熱すると電熱線の回路が単純に「断」になるだけ。
もう一個接点があってこちらは加熱すると「閉」に成る接点が準備してあるけど、この端子には何も接続されて居ない。
単体の構造は解った。でも解らないのはやけど防止のマーク関連の制御。ヒータやガラストップが熱い間は注意を促すマークが出るように成って要る。しかもそのマークは4口それぞれに独立して出る。でも4口とも上記と同じ構造でセンサは無いし検出接点にも何も線は繋がって無い。
さて、どういう理屈だろう?。一つ考えたのは高温になると抵抗値が上昇する特性。通電を止めたら抵抗測定回路に切り替わり、その抵抗値が触っても危なくない位まで下がったら警告を消すと言う方式。
合っているかどうか解らん。でも取りあえずは動く様にしなければ成らない。お金をかけずに。
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