Koichi Yano
芦屋町歴史民俗資料館で開催中の矢野倖一展に行ってきた。彼は国産初?かどうかは諸説あるみたいだけど、アロー号の設計・制作者。
日本のこの手の展示物には珍しく動態保存されているのが素晴らしい。
超軽量でボディーの一部は和紙などをつかった「FRP」製で有る事を初めて知った。
そしてこれはレプリカでは無くて現物なのも嬉しい。アロー号に関しては他に詳細な資料が有るので、私が個人的に気になった事を数点記しておきたい。
アロー号の後に試作したV8エンジン2種。空冷と水冷らしい。もしかしたらディストリビュータは既に市販品が有ったのかな?と言う気もする。
見ての通りメチャ小さい。模型用と行っても通るくらいのサイズ。
オーストリア製のユニマット旋盤。コンセントの形状などから、多分晩年に自分用として使って居た物かな?と言う気がする。
それにしてもユニマットは歴史が有る。確かに「子供の科学」に広告が載っていた位だから。
グライダーの写真が有った。セカンダリーかな。
グライダーも作って居たのか?と思って見ていくと、どうもウインチを作った様な感じ。
左手に少し映っているのがウインチだろうか。
ここは阿蘇か久住?。それとも芦屋の人なのでこの辺りの広っぱだろうか?。
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コメント
アロー号を初めて知りました
動態保存は素晴らしいことです
動かない状態で展示されている車両を見るとちょっと悲しいです
乗り物は乗らないとね
投稿: 松村 敏博 | 2021年11月25日 (木) 22時26分
動画が上映されていたので、ネット上のどこかに上がって居ると思います。
私も動態保存には強く賛同します。イギリスとか個人で蒸気機関車を動態保存している爺さんとか居て、国としての懐の深さを痛感します。
投稿: みつやす | 2021年11月25日 (木) 22時56分