Unbalanced shaft diameter.
こないだからやって居るQ大のグライダー整備の為に、今日は久住高原にある滑空場までやってきた。
寒いなと思っていたら久住山の山頂はうっすらと雪化粧。
日本人的にはでっかいジョンディアのトラクタだけど、最近お気に入りのテキサス娘?Lauraちゃんに比べたら子供に見える。
彼女は美人にも不細工にも見える微妙なバランス感と、アメリカの田舎娘のポジティブさと、比較的聞き取りやすい発音と、字幕が必ず出てくる親切さと、アメリカ農業の規模とか用語への興味から私の興味を引きつける。
学生さんに指示を出したり教えながら作業するのは難しい。私の両親と同居の伯母は全員教師だったけど私は先生には向いてない。
しかし全員が優秀な若者だったので作業は順調に進んだ。整備の神様ありがとう。
ブレーキのエア抜きは配置的に下から注射器で入れた。ブレーキオイルは赤い鉱物油、そういえばシマノのディスクブレーキ用も赤い鉱物油らしい。
多量に余ったので残りを少し貰って来てMTBに入れたら良かったと後になって後悔。
O/Hしたマスターシリンダからも漏れてない、素晴らしい。
一度も外したのを見た事が無いらしいので、各車輪を外してみる。
学生さんと主車輪の軸受構造に関して悩む。
使用されているベアリングと車軸のアンバランス感は何なんだ!。しかもベアリングは自動調心。
このホイールの周辺だけ10mmでは無くて11mmがキチキチに入る六角頭がある。こういう時はインチ系の7/16の可能性が高い。
こんな事から想像すると、何か他の航空機のホイールを流用したんじゃ無かろうかと思う。さらにタイヤと軸受内径とのバランス感からもう一段想像すると、セスナ172とかG109とかの片持ち軸が想定されたホイールなんじゃ無かろうか?と妄想中。
こんな事をしていたら時間が過ぎた。明日は陸送があって早めに撤収したいらしい。仕方無いので今夜は遅くまでやる事にした。爺さん婆さん達と一緒ならやる気が出ないけど、若者と一緒だとやる気が出る。国や企業に取って平均年齢が若い事には目に見えないメリットが有ると思う。
11/15追記
自動調心と書きましたが、よく似た形状の「Cleveland 5.00-5 Wheel 40-77」ホイールなどはテーパーローラの様です。今回はベアリングを外して居ないしシールも付けたままです。そのために押さえられていないテーパーローラを自動調心と誤解した可能性が高いと思います。
自分の機体ならもう一回分解してみるけど、知的好奇心だけで人様の機体を再分解するのは憚られるなあ。
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