O-rings
ASK21のブレーキマスターシリンダを修理するためにOリングを手配した。
最初は部品が手に入るか心配していたけど、これに使うフルードは航空機用の油圧作動油。質的には普通の油圧作動油のVG15辺りの航空機グレードだと判明した。と言う事で鉱物油用の普通のNBR系のOリングが使えるのは助かる。 寸法を当たるとAN6227系列のOリングが使われて居ることが解った。ISOとか自動車用にも、ほぼ互換性があるOリングが見つかったのでついでに買ってみた。
あとは手持ちでエアコン用として持って居たヤツにも使えるサイズが有った。でもエアコン用は材質が解らんから作動油に使うのは怖い。
写真では3個だけど、もう一カ所スライドする箇所がある。そこは固定リングがメチャ小さく壊してしまいそうだったのと、壊さなくても交換すべき新品が見つからなかったのと、クッション機構でOリングは使われて無い様な気がしたのでそのまま。。。良いのかな?。
実際に使うのは当然ながら航空機規格のAN6227にする。ISOの分はほんの少しだけ太いけど、どちらもOリングの使用範囲には入っているから技術的には問題ないと思われる。でも航空従事者の立場で使っちゃ行かんだろうな(笑)、使うとしたら10年後に個人に払い下げられ、どうしても漏れが止まらない時に貧乏なオーナーがこっそり使う位か。
メチャ厳密に言うならシュライハーの部品番号が付いたOリングを注文するか、指定の業者にO/Hを依頼するか、新品に交換する事に成る。ブレーキフルードに関しても同じ事。でも規格品に関してはきちんと航空機用の規格品を手配さえすれば、私は技術的にも法規的にも行けると判断している。
それが規格というモンだと思っているけど、本当はどうかな?。
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