It's fun to talk with smart people.
今日は午後から福岡県の西の外れQ大で作業。入学式とか卒業式をやるでっかいホールにグライダーが入っていく。
こんなところで整備が出来るのか?と思って居たら、実際に使うのはエントランスの巨大な半地下空間だった。
宝ヶ池の国際会議場を初めて見たときはウルトラマンの基地だと思ったけど、ここは都市地下の貯水槽みたいな雰囲気で少し怖い。
作業要領書どおりにグラスクロスを貼っていく。航空機なので全部仕様書通りの材料と配合で進める。
最後にピールプライを貼って積層作業は完了。
うん、良い感じだ。細部にウーンと言う部分が有るかもしれんけど、耐空性に影響が有るような瑕疵は無いと思う。
みんなが見ている前で作業したので少しだけ緊張した。失敗無く終わってホッとしたよ。
反対側はクラック修理。仕様書通りの接着剤を作ったらかなり固い。へらで滑らかに出来る感じじゃ無いので、硬化後にヤスリで削る事にして多めに盛る。
誰も見てなかったら唾付けた指で成型するけど、女の子とかも居たし整備士の威厳を保つ為に自粛した。
あとは55℃で12時間温度管理。夜は眠たいので見張りは若者達に頼んで帰って来た。
前回作業時に暑くて死にそうに成ったと書いたからか、今日は午後だけでアイスが2個も出てきた。そこまでして貰うと頑張る気になるじゃないか(笑)。
こんな日常ばかりだったら良いのになと思う。アイスの件じゃ無くて今日の廻りの人たちは言いたいことを直ぐに理解してくれたから。技術的な興味や疑問に対しても、こちらが期待した反応が返ってくる。意見が違う事はあっても話が噛み合う幸せ感。
これと全く逆の気持ちに成るのが部落の色々をやって居るとき。自治会の○○とか○○祭の相談事とか、噛み合わん話が延々と続く。メチャ辛い。
でも考えて見れば私は楽をしているかもしれない。私に仕事を依頼してくる様な人たちは、一般的には変な人の割合が高いけど話は噛み合う人が多い。小売りとかの苦労話を聞いていると楽をさせて貰っているんだな・・・と感じる事が有る。
smartな若者達よ、ありがとう。
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