Antibody-dependent Enhancement ?
少しだけギョッとする話が有った。ちゃしろの散歩で会うお婆ちゃんが、インフルエンザの予防接種後に脚がヘロヘロに成って散歩に行けなくなったと。
この話は別の犬のオバチャンから聞いたのだけど、そのお婆ちゃんの家の前を通ったので話を聞いてみた。そしたら病院の帰りの段階で脚がおかしく、次の日の朝から散歩に行けなかったと。
このお婆ちゃんは元気者で隣の老人施設で洗濯のパートをしていたり、朝夕の飼い犬の散歩もしているし、1.5kmほど離れた病院までも自分で歩いて行く人。うーん、と言う感じ。
さらに怖かったのは、その人の知り合いの婆さんが接種後に1週間寝込んで居ると言う話。そして因果関係は無いかもしれんけど歯が抜けたと。。。
病院に行って予防接種の事を言ったら「そげな事が有るもんか!」と怒られたらしい。安心させる為とは思うけど、科学とか統計の考え方に反する姿勢だと思う。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と言われるのは、科学的には数少ない卑近な例だけを見て判断せずに、分母の数や時間的な広がりの大きな正しいデータから判断しろと言う意味だと思う。
とは行っても、愚者の私は目の前の事例に少しだけドキッとしたのも事実。 こちらはあまりドキッとしなくても良い話で、ポルシェ356の速度計。作業内容はオドメータの修理。
このタイプは数回やった事があるのでスムーズに分解出来た。 前回と同じように、かなり特殊なモジュールのピニオンを作って組み替える。
理由は解らないけど、このメータは色々な軸が曲がっている。これはリセットというかゼロセット用の軸だけど曲がっている。
これ以外にも軸が曲がっていたのがあったけど、何となく想像ではギヤの噛み合わせを深くする為に曲げたのかな?と言う箇所もあった。
取りあえず動く様に成った。動力伝達用のギヤは作れないけれど、距離計などの回転数の比率さえ維持できれば良いギヤならギリギリ作れる様になった。
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