The Age of LED
以前から白骨号のヘッドライトを何とかしたいと思って居た。そして思って居るだけで2年が過ぎ、4年が過ぎ、6年が過ぎ、8年が過ぎて光量不足で落ちた。
今回の 件で店を回って実感した。すでに「H4で明るいの・・・」の時代では無い事を。でもHIDは車両用には少々複雑過ぎると感じていた。そこで浮上したのがLEDだ。
今ある反射鏡は再メッキでもして保管して置き、実用品としては反射鏡ごとLEDヘッドライトAssyに交換してしまおうと。
930用のLEDライトAssyも売っているけど10万円以上する。ちょっと高いのとポン付けは技術的に面白くない。そこで国産軽自動車の純正LEDを流用してみることにした。軽を選んだのは前後長が極限まで短く成って居るだろう事とジャンク品の入手性の良さ。
早速スズキ製の2種類を買ってみた。いずれも中身は綺麗そうだけど事故でステー類が折れてしまったヤツ。この手のは2,000円くらいで買える。机の上に置いたら意外とでかくてびっくり。
中を開けてさらにびっくり。以前に私がやった食品用のシリカゲルが詰めて有ったから。
と言う事は、私でもKOITOとかICHIKOの技術者が務まるのかもしれない(笑)。
多量の残骸を出して2個のユニットを取り出した。
レンズはもしかしたら同じ会社の製品かもしれない。
ほぼ同じサイズだけど黒い方が少しだけ小さい。世代が新しいのかも。
この反射鏡を見て過去の事を思い出した。以前にブルベ用ヘッドライトを考えていた時に、こんな理屈を考えて、こんなライトを試作した事が有った。今、目の前に有る2個のライトの反射鏡は雪平リフレクタその物だ。
今のLEDの発光面とか構造を見ると、誰が設計してもこんな形状に落ち着くんだろう。そんな面からもKOITOやICHIKOの技術者に親近感を感じてみたり。
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