Shift Rod Coupling
930に特有なのか915ミッションに特有なのか知らないけど、ミッションとシフトリンケージを接続するカップリング。
ブッシングとしてウレタン系?の樹脂が使われて居るけれど、ボロボロに崩壊してシフトストロークが過大になり、最終的にはシフトできなく成る。
分解したらこんな感じで部品点数は少ない。ブッシングは粉々に成って跡形も無い。
POMから削り出しで2個のブッシングを作る。今回は黒の樹脂が有ったから黒いけど、白の樹脂しか無ければ白になる。まあ見えんから良いでしょ。。。と私は思うけど、気になる人は「黒で」と指定して下さい。
組立後。ここはクリクリ動く場所じゃ無くて、大きな取付誤差を吸収する程度の場所だから通常のシフト動作ではほぼ動かない。
だから最初はちょっと渋い位のハメアイの方が長持ちして良い。そして何回も書くけどここにはウレタン系のブッシングは避けた方が良いと思う。
ランティスの窓ガラス廻りにもウレタン系のブッシングが多用して有ったけど、ことごとく崩壊してガタガタになった。初期状態では適度なしっくり感とか弾性を有して優秀な材質なんだろうと思うけど、少し長めに車を使う人に取っては耐久性に問題がある。
だからこの部分に関してはPOMとかMCナイロンなどの削り出し品を強くお勧めしたいと思う。まあ2回目の修理が無くなって商売的にはどうよ?とは思うけどね(笑)。
| 固定リンク
コメント