Making a transformer of PORSCHE CDI
トランスがなんか可笑しいCDI。具体的には巻線のインダクタンスが少ないのだけど、分解して見たらなんとなく解った。
熱的に焼けたのか、化学的に皮膜が損傷したのが知らんけど、一部が短絡して巻き数が少なく成って居たみたい。
そのくらい良さそうに思えるけど、このDC-DCコンバータでインダクタンスが微妙に少ないと発振周波数とかピーク電流が変わってしまう。特に悪いのがピーク電流が急に増え出す事でコアが飽和して加熱したりする。
フェライトコアも変に成って居たら嫌なので交換した。枠も新作したヤツなので流用したのは巻き枠だけ。巻き枠を作るのは結構めんどくさいので、これはこれで凄く助かる。
全ての巻線が基準値に入ったので組み立ててワニス含浸して硬化。試運転で発熱するから表面だけ硬化したら組み立てても行ける。
DC-DCに関しては3ピンも6ピンも一緒なので、3ピンのトランスが作れると言う事は6ピンのトランスも作れると言うこと。
ちょっとだけ宣伝しておこう。年に2個とか3個しか作らない様だと、せっかく作ったトランス用の部品も爺さんの残したゴミになって息子が金を払って捨てる羽目に成る(笑)。
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コメント
高周波ニス 活躍しとる。。
投稿: MASA | 2021年6月25日 (金) 22時30分
うん、オヤイデで小売りしているヤツよりも染み込みやすいし表面の乾燥が早い。無くなったら次もアレを買おうと考え中。
変なオッサンもたまには役に立つ(笑)。
投稿: みつやす | 2021年6月25日 (金) 23時05分