Carbonization of printed circuit boards
数日前からやっているポルシェ用3ピンタイプと呼ばれているCDI。まとめて2台入ってきたのでまとめてやろうとしていたけど、トラブル箇所が違って居て結局は個別の作業になりそう。
3ピンタイプにはいくつかのバージョンがあるけど、この二つは偶然にも同じバージョンの基板だった。
この時点で気になるのは向かって左の基板に一部黒い所が有ること。基板を外した状態で拡大したのが次の画像。
よく見ると2個直列に並んだダイオードのあたりが黒く焦げて?居る。このダイオードはDC高圧が印加されるところで、そのために2個が直列にしてある部分。具体的な電圧では430Vとかそんなレベル。
筐体の中の汚れもなんとなく雰囲気が悪くて、もしかして水没とかそんな感じのトラブルじゃ無かろうか?と感じてしまう。
もし水没なら話は合うかもしれない。水没後に完全に乾燥させずに通電した場合、エンジンを回さなくてもこの部分には430Vが印加される。水没・・・もしかしたら塩分を含んで居るかもしれない状態の基板に430Vが印加されると、この程度の炭化が起こってしまうかも。
まあ原因は解らないけど気持ち悪いのでこの関連の部品は変えるしかない。あとは基板も全部を入れ替えるか、この部分には穴を開けたりして耐圧を向上させる対策が必要と思われる。
もう一個は良くわからなかったけど、どうもトランスが悪いみたい。これも分解して見ていくしか無い。
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