anti-rust agent
工場火災のニュースでNHKのアナウンサーが「ぼうさびざい」と言った。防錆に関して最近はホームセンターで「防さび」と記載してあるのを見るようになったけど、NHKが言うようになったという事は、「防さび」の方が正規というか一般的な読み方になったのかもしれない。
JISはどうなんだろう?と思って古い「塗料」とめくってみたけど、用語の所に「防錆」を見つける事が出来なかった。
これは993?の速度計。オドメータが動かないのでその修理だけど、面白いのは距離の修正作業も含まれて居ること。
一昔前なら国道沿いの中古車屋なんて巻き戻しのオンパレードだったけど、今回の依頼はそういう方向じゃ無くて増やす方。そう、故障中に走った分を増やしてくれと言う逆の依頼。 いろんな人が居るもんだと思いながら作業したけど、昔のみたいに簡単にバラバラにならず、樹脂部品に圧入が多くて神経を使う。
オドメータの方は良くある故障でギヤの崩壊。某メータ屋さんのシールが貼ってあるので一度修理がされている様だけど、純正品や純正と同等品質のヤツだと何度やっても再発すると思う。
物に永遠の寿命は無いし所詮は樹脂部品なので寿命は短い。でもウレタン系?の成形品よりも、POMの削り出しの方が崩壊に対する耐性は高いと思う。
同じような事はオルタネータのテールベアリングの外輪受けとか、シフトロッドに付くユニバーサルジョイントの樹脂ブシュにも言える。ここでも確実にPOMとかMCナイロンの削り出しの方が長寿命。
| 固定リンク
コメント
うちの高齢車もトリップメータの中のブラギアが欠けたかして数字が切り替わる変な状態でとまったまんまです。ディーラーに訊くとメータパネルAssyでの交換しかできないようで、交換費用が高額なので放置したままです。
気の向いたときにだけオドメータの数字を読み取って裏側に糊のついたメモ紙に書き取り、ダッシュボードのところに貼付けています。けど、燃費をいちいち気にしていたら水平対向12気筒には乗れないので、燃費は計算しません。
たまにシグナルGPのときに、2nd×Loにいれて、6500回転まで思いっきり加速するのが唯一の楽しみです。ハハハハッ
投稿: 熊次郎 | 2021年5月13日 (木) 09時08分
これ、面白いことにもっと高齢車だとならないんですよね。材質が金属だったり劣化しにくい樹脂だったりして。
止まったままだと車検の時に何か言われませんか?、実体験は無いけど最近は車検の時に走行距離を記載しますから、何か問題にされないのかな?と少しだけ懸念。
投稿: みつやす | 2021年5月13日 (木) 09時38分
トリップメータは壊れていても、まったく問題なしです。
いっぽう、総走行距離を示すオドメータは正常に動作しないとNGです。
しかも交換は検査官でないとダメだそうで、その工賃が結構高く付く原因のひとつです。
投稿: 熊次郎 | 2021年5月13日 (木) 15時34分
なるほど、問題となるのはオドメータだけですか。
そういえばバイクだとトリップの無いのもありますね。車もメチャ古いとトリップ無しも有るのかな。
投稿: みつやす | 2021年5月13日 (木) 16時30分