Smart Battery
昨日の電動管理機、本体側は単純なスイッチだけでバッテリにすべての制御回路が入っている事が解った。
リチウムに付きもののBMSだけじゃ無くて、スタータ回路で言えば車体側には押しボタンの機能しか付いて無くて、バッテリ内にスタータリレーが内蔵されているというイメージ。
FETが8個並んでいるけど、4並列が背中合わせに2直列に成っている。これは片方の4個が消費側の制御で、残りの4個が充電側の制御なんだろう。
でもメインの制御がマイコン系なので修理は無理と諦めた。
確認のためにゴム質の充填剤を剥がしていたら、2-3個のチップ部品が一緒に剥がれて来た。
もしかしたら半田不良が原因かもしれん。結構柔らかい充填剤なのに剥がれるとは半田が弱いんじゃ無かろうか。
パワー回路と制御回路の縁を切ってパワー回路だけ使うことにする。これでうまく動くようなら、中国製のBMSを買って追加で乗せたら完成。
回路が簡単なのですぐに動いた。能力的にはうーんというところ。深さは良くて100mmくらいで、幅は400mmが限界。
今後の農機具電動化に向けた第一歩と思えば許容範囲とも言えるけど、このクラスは耕す事は出来ずに堆肥をかき混ぜる程度の能力しか無いと認識すべき。まあ鍬でやるよりは楽で早いけどね。
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