ボロはシャビー感
テーブルのひび割れが酷くなってきた。このテーブルはB級品を嫁さんが買ってきたヤツで、最初からひび割れが有った。
後で調べたら「関家具」のでっかくて割と高いヤツで、正価ではとても買えない値段。1/10くらいで買ったから文句を言わずに修理するしかない。 既に2回ほど隙間埋めの修理をしているけど、今年も薪ストーブを焚いて乾燥したから収縮してひびが出た。
接着剤を表面に塗るだけだと、夏に木が伸びた時に圧縮されて接着剤がつぶれてしまう。そのために上下から板厚全部に接着剤を充填させる必要が有る。ちょっと面倒だけどB級品だから仕方ない(笑)。 使うのはいつものタイトボンド。これは塗った直後は国産品と変わらないけど、硬化すると木に近い茶色に変色する。この手の作業には目立たないから好ましい特性と思う。
この修理を何回くらい続けたら落ち着くかなあ、関家具は割と大手みたいだけど、このテーブルに関しては木の選定か、処理か、工作法にミスが有ったと思う。正価で買った人ならクレームモンだ。でも古材を使ったシャビー感溢れるテーブルを買うような人だから、割れたら買い替えかな。
ボロと言ったらみすぼらしいけど、シャビー感溢れると言えばお洒落な気がする。真似と言ったらズルい感じがするけど、リスペクトっスよ、と言い訳すれば許して貰えるかもしれない。めくら蓋は差別用語と言われそうだけど、ブラインドプラグなら通るかも。
日本語はカタカナにすると寛容度が増す。
| 固定リンク
コメント