MRJが完成しなかった理由
模型飛行機の話ばかりでツマランと怒られたので(笑)、別の話も少しだけ。
たしかXJ400のイグナイタ。この手のヤツは分解時に半田鏝を使ったりすることが多いので、まずはオリジナルの状態で性能チェック。
火は飛んでいるし進角もしているけど、なぜか入力信号に変な髭と変形が有る。この画像では目立たないけど、2個あるピックアップが相互に結合している様なノイズ。
画像は見やすい様に抵抗負荷だけど、実コイルを繋ぐともっとひどい。面倒なトラブルじゃ無ければ良いけど。。。
以前にMRJの設計チームには、模型飛行機すら作った事が無い人がいるんじゃないか?と書いた事が有る。私は航空工学の事は解らないけど、MRJに関係の有る某M社で製鉄機械の設計をしていた時の体験から何となく思ってしまった。
そこで自分の工具を持っているか?という話に成った時、かなりの人が持ってないという事実に驚いた。さらに驚いたのはネジを締めたことが無い人!が一人居た事、産業機械の設計者なのに。
最近は子供の頃に戻って?航空関係のページとか動画をよく見るけど、そのなかで同じような事を感じる人が居るんだなと思う事が有った。
ここはオリンポスの社長?が講義をしている場面だけど、彼の言う「モヤモヤ」は私が不足しているんじゃ無いの?と感じた物に近い気がする。バイクに乗っているヤツは居るか?と聞いてゼロだった時の彼の表情が面白い。
こっちはアメリカのラジコン系ユーチューバーが主体と成っている催し。老若男女問わず楽しんでいる所に驚かされる。今の日本はオッサンがRC飛ばす事すら否定する方向に動いているのと隔世の感が有る。
この辺りをまともな文章でまとめたのがここに記載のオシコシ関連の話。本田ジェットの藤野さんの本や資料を読むと、MRJ関連で話すどの社長や専務よりも、藤野さんはこっちの世界に近い。
設計者以外の人の振る舞いも違う気がする。先日のスペースXが打ち上げたビルみたいなロケット。アメリカの番組は「みんな喜んでいる」とか、「ほぼ成功した」と伝えて居たけど、日本の番組は「着陸に失敗して炎上しました」と伝えた。
こんな事を書くとネガティブな精神状態か?と思われるかもしれないけど、200g機が現実味を帯びてきて気持ちは盛り上がっている。模型くらいは自由に作って自由に飛ばしたいね。
| 固定リンク
コメント
先日MRJの開発担当者に聞いたのですが、技術的に飛行機として飛ばすことについては一切問題でない。旅客機として飛ばす場合に法的規制関係をクリアすることについて、ノウハウが欠けているから飛ばないのだということです。旅客機でない川崎の自衛隊機はとうの昔に飛んでますよね。本田ジェットも心神も飛んでます。
投稿: | 2021年1月12日 (火) 23時45分
まあ、飛行機を作った事の無いオッサンのたわごとです(笑)。
投稿: みつやす | 2021年1月13日 (水) 08時24分