高級な所とそうじゃない所
ヤフオクで買った中古のリポバッテリ。「リポの中古なんか買うなよ」と言われそうだし人にも言うと思うけど、6sの10000mAhが2個で1,000円だったので指が勝手に動いた(笑)。
過放電・ジャンクと書いて有ったので流石に誰も入札しない。ウォッチリストですら3人くらいしか登録して無かったヤバイ商品。
来たのを見たら過放電というよりも水田に墜落して水濡れ、そのまま放置で端子が腐食したり電気分解でボロボロのパターンに見えた。
ケーブルは特注で長かったので腐食の無い所まで切り詰めて新品の端子を付けた。そしたら充電できるようになったので充電してみたら電圧的には満充電まで行った。
300WのCPで放電試験。ちなみにこの電子負荷もジャンク品。新品はウン十万するけど特殊すぎて誰も入札せずに数千円の品物。
1個目は39分持った。6セルの300Wは4セルに組み替えて200Wと等価だから200Wで39分飛べるという事。10000mAh有りそう!。
2個目は37分持った。こっちの方が端子の腐食が少なかったけど、その分だけ良く使い込んで有るという事かな?、それとも充電時の体調とか測定誤差かもしれない。
4セルに組替の為に分解開始。驚いた事にアルミ板で覆ってある。かなりの高級品というか高信頼グレードみたいだ。新品買ったら1個が2万くらいするかな。
すごい、航空局に出す目視外飛行の仕様に防火とか防炎の項目が有ったけど、この手が使えるかもしれん。。。というか使えるからこういう製品が有るんじゃなかろうか。
せっかく感心していたのにこれですか。。。三ツ星レストランの厨房でゴキブリの群れを見つけたような気持ち。
ちょっと落としただけでこれだけの半田くずが。これは危ないわ、もしかしたらこれが一時的に短絡させて過放電と誤判断させたのかもしれない。
もし私が6セルのままで使うつもりだったら、飛行中に短絡して墜落も有りえた。飛行の神様とはんだ付けの神様に感謝して分解して組替だ。
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