良いデータ
今日は(も?)ドローンとか変なものを作っている人以外は面白くも何とも無い話。
11月14日のフライトでは、10m/sに必要な電流は離陸直後で12.71A。
11月15日のフライトでは、12m/sに必要な電流は離陸直後で13.83A。
ここまではTAROT650ベースの改造機体。
11月24日のフライトでは、10m/sに必要な電流は離陸後2分の時に10.26。
11月24日のフライトでは、12m/sに必要な電流は離陸後3分の時に11.74A。
自作フレームの方が電流が少なくなってニヤニヤしているけど、同一速度のピッチ角、前のめり具合だけは増加していた。
左図の通りに11月24日のフライトでは、12m/sに必要な下向き角度は12.15度。
機体は10度の時に胴体が水平に成るように設計しているのに、過去に実績のある12m/sで既にその角度を2.15度も超えている。これだと少し下向き、負の迎え角が付いてしまう。迎え角0度か若干の正の迎え角を期待して設計したのに・・・。
ちゃしろの散歩の時に考えたけど、電池以外の機体重量が1400gから1000gへと大幅に減少している。そのためにホバリングに必要な上向きの力も減少しているはず。ドローンの前進力は前記の上向きの力を傾けた分力。という事は、上向きの力が減少すると同じ前進力を得るための下向き角は「増える」。
ははあ、、、頭が悪いからここまで実験せんと解らんかった。。。そうか、効率が良さそうなドローンで水平のプロペラが付いているヤツが有る。それの理由はこれか。主翼を付けて機体重量の大半を主翼の揚力が賄ったりした場合、前向きのプロペラが無いと話にならない。
普通のドローンに主翼と前向きのプロペラを追加すれば、もしかしたら今のアルデュパイロットでも制御できるかもしれない。でも上向きのプロペラが邪魔に成るから本当ならプロペラの向きを変えて兼用したい。。。
やっぱり最後はオスプレイじゃねえかよ!。ずーっと前に思いついて人の乗れる機体まで作ってしまうとは、世の中には凄い人たちが沢山いるもんだと感心してしまう。
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コメント
なるほど、sin12°= 0.2 なので、プロペラの力の20%の力が前進方向になるわけですね。これを1.5倍の30%にするには、17度も傾けないといけないわけですね。sin17°= 0.29 ただし浮かす力よりは、相当弱いので別にプロペラを付けるとしたら、少し小さいものでいいわけですね。面白いです。
投稿: | 2020年11月25日 (水) 10時12分
妄想の段階で気づくのが良い設計者で、じっくり考えて気づくのが普通の設計者で、実験して初めて他人のやっていることに気づくのがダメな設計者(笑)。
投稿: みつやす | 2020年11月25日 (水) 11時01分