異常なし
3ピンのCDI。この手の作業が溜まっていたので、受け入れ後の軽い検査だけしてしばらく放置だったヤツ。
少し詳細な点検をしたけど大きな問題は見つからない。3ピンタイプなら既に40年くらい経っているはずなのに大したもんだ。
熱とか時間の影響を見るために、電源装置を繋いで7時間ほど運転したけど全く影響なし。まあこんなこともよくある。
今回は依頼元が業者さんだったこともあるのか、せっかくだからリフレッシュすることになった。
ちなみに、この程度のカバーを外した程度で済む点検は一律2,000円という事にしている。そのたびに工数を考えるのが面倒なのと、依頼側も納得してくれる金額かな?という思いで。
部品を外したりDMEの様にエミュレータに乗せてROMを数個付け替えてデータを取ったりすると一気に高くなり、DMEの例だと20,000円くらいに成る。
それなりの仕事ができる人を数時間拘束する訳で、20,000円は高くは無いと思うけど、事前に言うようにしているから高いと思う人は他に依頼するか自分でやって下さいの世界。税金とか年金じゃないから(笑)。
そのあとで作業をすることに成れば、点検の金額はチャラに成って別途請求はありません。。。という良く有るけど本当に合理的かどうか良く解らん料金体系。
点火系の試験では電源装置を何回も壊した。だから短時間の試験では独立したバッテリのみを使うようにしている。
でも今回の様に長時間であるとか、電圧と電流を把握したい場合は電源装置を使わざるを得ない。
そこで最近はバッテリと電源装置の間にこんな感じのフィルタというかリアクトルというか、まあそんな感じの物を挿入している。これだと電源装置の出力端子に加わるスパイクのイズが激減するし、実際に壊れていない。
いつか壊れるかもしれんけどね。
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コメント
商工会が息子さんが跡をを継ぎますかと言っていたけどこんな作業単価では跡継ぎはさせられんですね。給料取りが1番です。
時間単価は1万はもらいなさい。私はその上に出張費を取るから
客が来ない。(笑)
投稿: アベヨット | 2020年11月 4日 (水) 18時21分
作業前の点検だけですから、そんなに安い訳じゃないんですよね。DMEの作業までやると5万とか行くんですよ。
投稿: みつやす | 2020年11月 4日 (水) 18時48分