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2020年11月 5日 (木)

田舎の理系はpixhawkを買うべき

11051_20201106142901 フライトコントローラを積み替えたTAROT650が飛び始めた。この機体は模型屋さんが設計しただけあって良く飛ぶ。そしてそれ以上に感動するのがフライトコントローラのpixhawk。
 私が買ったのは6,000円台のGPS受信機が含まれた最低限セット的なヤツ。それをただ乗せただけで今日のページに掲載したデータが取れる。
11052_20201106142901  一番上は家の前の田んぼで試験飛行したときのフライト軌跡。これだけのために秋月で3,000円くらいのGPS受信機買おうか?と思って居たけど、なんとpixhawk単体でログが取れていた。
 2番目は飛行中の電流値。激しい運動をしなければ、13Aくらいで浮かぶことが出来ている。あくまでも計算上だけど6500mAhのバッテリなら30分飛ぶことが可能。こんな事が定量的に把握できるとか夢の様だ。
11053  3番目は少し広い所にもっていって自由に飛ばしてみた時の軌跡。
 最初で恐々なので遠くまで飛ばすことが出来てない。わが町は「DIDゼロ宣言の町」だけど、試験的なフライトは人家から離れて行った方が良いのは当たり前。それにしても何もないなあ(笑)。
11054 こちらは3番目のフライトの時の速度。GPS速度なので対地速度のはず。
 最高が22m/sくらいなので時速だと79.2km/hとなる。意外と速いなあ。でも制御が煮詰まって無いのでつんのめりかけた。

 DID地区に住んで、「マビックミニ買おうかな、でも海外バッテリ乗せたら逮捕されるみたいだし・・・」とネットで仕入れた訳の解らん知識で悩むくらいなら、田舎でpixhawkを乗せた自作機でも作り、好き放題飛ばしてデータでも採った方が幸せに成れると思う。
 直ぐに理系とか文系と分けたがるヤツはバカだと何回も書いたけど、こういうデータを見てニヤニヤ出来るのは「理系」かもしれん。
 昔ならマイレッジマラソン、今なら学生フォーミュラ、この手の事をやると総合的な知識が必要となるし、実際に手を動かす部分やコストや工程的な能力も試される。自作ドローンも少し電子・コンピュータ寄りの教材として工業高校とか高専とか大学の授業に良さそう。
 そうしたらMRJも飛んだかも知れんのにね(笑)。

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