古いけど最新へ
ポルシェ911の3ピンタイプCDI。特に異常は無かったけどリフレッシュすることになった。
このタイプは3ピンの中でも古いタイプなのだけど、なぜかコンデンサの測定値は悪くない。ポリバケツとかで感じるけど、新しい方が劣化しやすいとかあるのかな。
3ピンタイプは初期のCDIだけど、それだけにトラブルとか試行錯誤が有ったみたい。私が知る限りでも数種類のバージョンが有り、その中には基板が間に合わなかったのか「対策」的にバージョンアップしてある物も多数有る。
今回もそれと同じように、一番古いタイプの基板に追加工をして、3ピンとしては一番新しい回路に見直した。
回路的に大きな変化は二つあって、一つは電源入力にRCのローパスフィルタが追加された事。初期は過電圧を吸収するツェナーしか入ってない。もう一つはポイント電流を増加させて接点の清浄化を促進し、途中の配線のL成分から来る逆起電力?を嫌ったのかダイオードが追加された。
うちに入ってきたヤツに関しては、「回路もオリジナルを維持するからやるな」と言われない限り最新バージョンにしている。もし自分で作業する人がいても、この二つはやった方が良いと思う。 テストプラグの飛火状況も良好。
コンデンサの充電波形も悪くない。という事で完成。
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コメント
MSDは、どうでしょうか?
投稿: クバです | 2021年1月13日 (水) 14時58分
難しいです。基本構成が解りにくいうえに、調節が沢山あって何をやっているか1割くらいしか把握できずにそこで止まっています。。。
投稿: みつやす | 2021年1月13日 (水) 15時19分